ソニーモバイルコミュニケーションズは15日、NTTドコモ向け2013年夏新商品「Xperia A(エース) SO-04E」を発表した。同端末は約4.6インチのHDディスプレイを備えたAndroid端末。13日に発表されたグローバルモデル「Xperia ZR」を日本市場向けにカスタマイズした商品となる。
同社はXperia A SO-04Eの提供にあたり、従来モデル「Xperia acro SO-02C」(2011年7月発売)をはじめとするスマートフォンユーザの買い換え需要を期待しつつ、「3つの使いやすさ」を訴求することで、フィーチャーフォンからスマートフォンへの移行を考えているユーザにも広くアピールしていきたい考えだ。
持ちやすいから、使いやすい
3つの使いやすさ、その1つめは「持ちやすいから、使いやすい」。Xperia Aのサイズは約131×67×10.5mm、質量は約141gで、2012年冬モデルの「Xperia AX」とほぼ同程度の大きさとなっている。背面にはラウンドフォルムを採用し、フィット感を高めた。
端末のデザインコンセプトは「Xperia Z」にも採用されている「オムニバランスデザイン」。上下左右どこを持っても快適な操作を実現できるよう、ディスプレイはボディのほぼ中央に配置され、サイドの電源キーも中央に配置されている。
簡単にすぐ撮れるから、使いやすい
3つの使いやすさ、2つめは「簡単にすぐ撮れるから、使いやすい」。端末側面の端にはクイック起動に対応したカメラキーを搭載した。これにより、例えスリープモード時であっても即座に写真や動画の撮影ができる。パスロックを解除しなくても撮影が行えるという、セキュリティに配慮しつつ使い勝手が追求された仕様が特長だ。