NTTドコモやサムスン、フランステレコム、Vodafoneなど、世界の通信事業者、メーカーなどで構成される「Tizen Association」は2月26日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催されている携帯関連見本市「Mobile World Congress 2013」にあわせてイベントを開催し、新OSのTizenで動作するサムスン製の端末やアプリを披露した。イベントは決起集会のような趣だったが、最後にプレス向けに質疑応答の時間も設けられた。

TizenのロゴとTizen Association参加企業

Tizenは、Linux Foundationが開発するモバイル端末向けOS。インテル、サムスンが主導し、NTTドコモやフランステレコムなどのキャリア、端末メーカーが参加するTizen AssociationがOSの水深やビジネス化などを行う。

サムスンが開発するTizen搭載スマートフォンのリファレンスモデル

OSとしてのTizenは、Firefox OSと同様に、オープンソースで自由度が高く、HTML5を活用している点が特徴だ。これまでも、インテルやサムスンなど、新しいOSの普及を目指しては失敗してきた経緯がある。