2012年10月よりTOKYO MXほかにて放送されたTVアニメ『中二病でも恋がしたい!』。そのWEBラジオの公開録音イベント『中二病でも恋がしたい! ~闇の炎に抱かれて聴け~ 暗黒カルニヴァルの宴』が2012年12月30日、東京・千代田区の科学技術館サイエンスホールにて開催された。

(写真左より)浅倉杏美、内田真礼、ZAQ、赤﨑千夏、上坂すみれ

本イベントには、TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』のメインキャスト陣で、ユニット「Black Raison d'être」としても活躍したパーソナリティの4人、小鳥遊六花役の内田真礼、丹生谷森夏役の赤﨑千夏、五月七日くみん役の浅倉杏美、凸守早苗役の上坂すみれが出演。さらに主題歌・挿入歌を担当したアーティストZAQのミニライブも行われた。ここでは、昼夜2回公演で行われた模様をダイジェストで紹介していこう。

満員のファンが集まった会場に「中二病行くよー」の掛け声とともに、まずはZAQがステージに登場。TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』のオープニングテーマ「Sparkling Daydream」でイベントの幕を開ける。

まずはZAQによるミニライブでスタート

そしてオープニングライブで盛り上がった会場に、大塚芳忠のナレーションが流れる中、出演者ひとりひとりがステージに姿を見せ、「Black Raison d'êtreです!」と元気に挨拶。オープニングライブを行ったZAQを交えてのオープニングトークに続いては、ファンから寄せられたお便りをもとに「アニメの名場面」についてのトークを展開する。

続くコーナーは「漆黒の辞書」。番組リスナーから、中二言葉とその言葉の本当に意味の両方を送ってもらって"漆黒の辞書"を完成させようというコーナーだが、その難問奇問に、ステージの4人も四苦八苦。「説明されるとわかるけどパっと見ただけではわからない」と頭を抱えつつも、観客の助けを借りて、なんとか問題をクリアしていく。

リスナーから寄せられた問題に挑む

さらに昼の部では、「中二キング決定戦」を開催。こちらは、TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』のスタッフの中でも真の中二病患者といわれる石原立也監督に、事前に質問した答えを当てるというクイズ企画で、石原監督の気持ちを一番理解できた人に「中二キング」の称号と中二っぽいご褒美が与えられるというもの。

「監督の必殺技は何ですか?」(答え:どこでも即睡眠)など、石原監督の答えを当てる「中二キング決定戦」

コーナー開始時に、「あの頃は喜んで良いかわからなかったけど、今はすごくうれしいから、これは外せない」と語ったのは、かつて行われたイベントで「中二クイーン」の称号を拝命した内田真礼。その意気込みの甲斐もあって(?)、見事「中二キング」の座をも勝ち取り、メンバーから「一人で王国が作れるね」との賞賛の声(?)を集める。

内田真礼が見事優勝!

優勝賞品は眼帯一年分……

なお、夜の部で行われたのは「中二裁判」。こちらはWEBラジオの番組内で起こった事件(エピソード)をもとに裁判をするという企画で、陪審員となった観客が判決を下す。思い出すだけでも恥ずかしい数々のエピソードに、何とか弁明を試みる出演者たちだが、結果は全員が有罪。罰ゲーム「白き水の刑」として、カルピス×センブリ茶を飲まされ、ステージ上で悶絶することに……。

ラジオでのエピソードを元に出演者たちが裁かれていく……

全員が有罪で「白き水の刑」

あまりの不味さに悶絶

トークに続いてはふたたびライブコーナー。ふたたびステージに登場したZAQが、公式サイトなどで配信された『中二病でも恋がしたい! Lite』のオープニングテーマ「君へ」と同エンディングテーマ「漆黒に躍る弧濁覇王節」を披露。さらに「Black Raison d'être」の4人が、TVアニメ『中二病でも恋がしたい!』のエンディングテーマ「inside identity」を熱唱し、各回1時間強のイベントを締めくくった。

ふたたびZAQによるライブコーナー

そして「Black Raison d'être」の4人も熱唱!

最後は来場者にサイン入りフリスビーをプレゼント

中二ポーズにて

(C)虎虎/京都アニメーション/中二病でも製作委員会