【レポート】

『エヴァ』から『ヱヴァ』へ、モノゴトを通して見えてくる"歴史" - 展示総数2,000点以上のボリュームを誇る「EVANGELION100.0」展

1 "初号機の初号機"は庵野監督自ら発注、創成期を支えた品々を展示

 
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1995年から放送されたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』、2012年に最新作『Q』が公開された『ヱヴァンゲリオン新劇場版』シリーズ。そして、今後公開予定の『シン・ヱヴァンゲリオン劇場版』。『EVA』という作品自体が長年にわたって多くの支持を得たことで、作品の周辺には数々のコラボレーションが生まれた。

その中から「RADIO EVA」が厳選した100品目を厳選・展示しているのが、現在、渋谷パルコで開催されている展覧会「EVANGELION100.0」だ。名古屋、大阪・梅田と巡回してきた この展覧会について、東京会場の一般公開に先立って行われた内覧会の様子をお届けする。

エヴァ関連のガレージキット - "1人目の綾波"も展示

会場に入ってすぐ目に付くのは、「公式作画参考模型 汎用人型決戦兵器 エヴァンゲリオン初号機 全身モデル(1994年)」。これは、現在主流となっている塗装済み完成品のプラモデル・フィギュアではなく、少量生産の組み立て式のレジンキャスト製模型「ガレージキット」。庵野秀明監督が自ら費用を負担し、アニメーターが原画を描く際の参考となるよう作られた。

1994年の段階では、頭部と全身像が作られた。放送開始直後に販売したところ、数百体が即座に完売したという

そのすぐそばには、海洋堂が初めて制作した綾波レイのガレージキット(原型:寺岡邦明)が飾られている。これは、1996年1月に開催されたアマチュアのガレージキット展示イベント「ワンダーフェスティバル」にて発売されたもの。同イベントは今や5万人もの動員を誇る非常に大規模なイベントとなっているが、放映当時、まだファングッズが少なかった「エヴァンゲリオン」のガレージキットが大量に作られたことも、その成長の一因と言えるかもしれない。

コラボグッズ第1号は意外な企業とのタイアップで誕生

初めての企業タイアップ先は、アニメ放映時と同時期に設立、1996年より個人向けサービスを開始したインターネットプロバイダ「DTI」。入会者特典として作られたマウスパッドが、記念すべきエヴァグッズ第1号となった。

コラボグッズ第1号となった「DTI」のマウスパッド

当時を思わせるアイテムとしては、同作品のキャラクターが印刷されたテレホンカードも多数展開された

旧劇場版『シト新生』オリジナルテレホンカード付き特別鑑賞券(1996年)

また、珍しいところでは、国立高等専門学校の生徒募集ポスター(1996年)も展示。シンジ・アスカ・レイが学校に通うシーンがさわやかに描かれている。教育機関とのコラボレーションは、現在のところこの1回のみだという。

国立高等専門学校の生徒募集ポスター(1996年)

こちらは綾波レイがポスターに登場した「市役所広報物(三鷹市役所)」(1997年)

(c)カラー

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インデックス

目次
(1) "初号機の初号機"は庵野監督自ら発注、創成期を支えた品々を展示
(2) 缶コーヒーからアート・ファッションまで - 広がり続けるコラボ展開

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