PDFのポテンシャルを余すところなく。しかも容易に。それが「瞬簡PDF 統合版6」なら実現できます!

「瞬簡PDF 統合版6」

PDF (Portable Document Format)ファイル。現在ではビジネスシーンはもちろん、パーソナルユースでも盛んに活用され、PCを扱う私たちにとって馴染み深いファイルフォーマットとなったのは、皆さんも既に実感されているのではないだろうか。

官公庁で配布している白書や申請書類などもPDFを用いてWebサイトからダウンロードすることを推奨しているなど、何かと“触れる機会”が増加した昨今、「PDFに直接文字を打ち込めれば便利なのに」「PDFから文字をコピペしようと思ったらできなかった」「あっ! PDFにしてから文字の間違いに気が付いたが修正できないものか」など、いろんな「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」に思い巡らせていることだろう。

実際、PDFの作成時に“作成者”が気を利かせれば、PDFの利用シーンを想像できていれば、先に挙げた「できたらいいな」のいくつかは解消することができる。が、よりカンタンに「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」を実現してくれるのが、今回紹介するアンテナハウスの「瞬簡PDF 統合版6」というわけだ。

「瞬簡PDF 統合版6」は、ドラッグ&ドロップにより複数のOfficeファイルからの一括PDF作成や、各種アプリケーションの「印刷」からプリントアウトを行うようにPDFを生成できる「瞬簡PDF 作成6」、PDFからWordやExcel、PowerPointといったOfficeファイルに再変換することが可能な「瞬簡PDF 変換8」、複数のPDFをひとつのファイルに統合する、不必要な部分をトリミングするなどPDFの再編集が手軽に行える「瞬簡PDF 編集4」、スキャナから読み込んだ画像やPDFにOCR(光学式文字認識)処理を行い透明テキスト付きPDFへの変換やOfficeファイルへの変換が行える「瞬簡PDF OCR」、そして、PDFに図形や文字を直接書き込むなどダイレクトに書き込み・編集が行える「書けまっせPDF5」の5つのソフトがパッケージングされた製品群だ。

個別にこれらの製品を購入したときと比べ、どれだけオトクなのかはアンテナハウスの製品紹介Webサイトをご覧いただきたい。さて、ここからは「瞬簡PDF 統合版6」それぞれのソフトで実現できる「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」を紹介していこう。

「瞬簡PDF 統合版6」には5つのソフトが同梱されており、コストパフォーマンスも高い

PDFの作成を手軽に行える「瞬簡PDF 作成6」

PDF変換ドライバ『Antenna House PDF Driver』によって、各種アプリケーションの「印刷」から手軽にPDFを生成できる上に、より軽量なPDFを生成できるという特徴を備えた「瞬簡PDF 作成6」。最新OSであるWindows8への対応はもちろん、64Bit版Office 2010にも対応。画像が多く容量の大きなPDFを、画像に対してダウンサンプリングおよび画質の圧縮によって、より軽量なPDFへ再変換できるなど、「PC環境がなく、スマートフォンで内容を確認したい」といったニーズを満たしてくれる一助になるだろう。

また、DTP業界で用いられる“PDF/X”、長期保管用の“PDF/A”に準拠したファイルの生成にも対応しているほか、プログラムのチューニングによってドキュメントをPDFへの変換速度が向上している。他にも、ファイルの結合、ページの分割/抽出/削除といった編集機能、「Dropbox」や「Evernote」といったクラウドサービスとの連携がスムーズに行えるプラグインなど、充実した機能はそのままに、より手軽にPDF作成が行えるようになっている。

「瞬簡PDF 作成6」による圧縮の様子

手軽にかつ画像の多いPDFなら、

約96%もの軽量化を実現することもある

「瞬簡PDF 変換8」と「瞬簡PDF OCR」の連携で、PDFからOfficeファイルへ変換し再編集が可能!

取引先や関係先から送られてくるPDFでの資料。もし、このPDFを再編集できたら……という「できたらいいな」を実現してくれるのが、「瞬簡PDF 変換8」と「瞬簡PDF OCR」だ。「瞬簡PDF 変換8」では、PDF1.3~1.7仕様のPDFを読み込み、Word、Excel、PowerPoint、一太郎形式のファイルに変換可能。文字コードやフォント・サイズ等の情報が含まれたPDFであれば、高い精度での変換が可能となり、元のPDFのイメージに近いカタチで再現することができる優れものだ。また、「瞬簡PDF OCR」との連携によって、これまで変換時に誤認識して変換できなかった部分もより正確に変換できるようになった。このふたつのアプリケーションを活用すれば、今までは編集ができないと諦めていたPDFでの資料の活用の幅が大きく広がるだろう。

こちらは「瞬簡PDF 変換8」でWordファイルに変換したところ。

こちらは「瞬簡PDF OCR」を用いてWordファイルへ変換したところ。文字の大きさなど若干の差異はあれど、編集して整形する分には十二分に役立つだろう

文書という資産の再活用を可能にする「瞬簡PDF 編集4」

PDFを視覚的に結合する、ページを組み換えるなど、「蓄積してきたPDF文書を再利用したい」という願望を叶えてくれるのが「瞬簡PDF 編集4」だ。ページのイメージをサムネイルで確認しながら、必要なページのみ、あるいはひとつの文書そのものをマウス操作でカンタンに組み換え、結合することはもちろん、A4縦で作成されたPDFをA4横のスタイルへ変更して1ページ内に2ページ分を収めるなどのPDFレイアウト機能は、配布用の資料作成の際に活躍してくれる機能だろう。

最も利便性が高いであろうと感じるのは、「瞬簡PDF 編集4」のPDF管理機能だ。PDFの結合、組み換え後に作成したPDFの元ファイルに手が加えられた場合であっても、更新ボタンにより即座に結合・組み換えを行ったPDFにその結果を反映できるという点。従来であれば、再度PDFを作成して、作成されたPDFを再度結合、組み換え、追記……といった作業を行わねばならないのだが、「瞬簡PDF 編集4」では、再度結合、追記といった作業をやり直す必要がないというのはありがたい。

ひとつのファイルに複数ページあるPDFを視覚で確認しながら編集が行える「瞬簡PDF 編集4」。基本操作のほとんどがドラッグ&ドロップで行え手軽なコトこの上ない

PDFそのものに文字やマーカー、図形や画像を書き込める「書けまっせPDF5」

「PDFに自由自在に書き込みがしたい」という「できたらいいな」を叶えてくれるのが、「書けまっせPDF5」だ。

帳票などによくある文字の入力枠をページ上でマウスクリック、自動認識して入力欄を作成するなどPDFへの書き込み時に便利な機能満載だ。官公庁で扱われている申請書類や銀行の振込用紙をスキャン、PDF化したものに直接文字を書き込む、といった使い方はもちろん、印影を画像アイテムとして用意し、例えば請求書などに押印する、つまり画像をPDFに直接書き加えてしまうことが可能になるのだ。また、専用のファイル形式でデータを保存するため、再度編集することを容易としている点にも注目したい。

実際に東京都中央区役所で配布していたPDF文書を「書けまっせPDF5」で直接文字を書き込んでみたところ。カンタンに、そしてダイレクトにPDFに書き込みが行える

次回以降、「PDFの作成」「PDFの変換」「PDFの編集」をレビュー形式でお届け!

いかがだろうか? これだけのPDF制作・編集・変換ツールがひとつに纏められた「瞬簡PDF 統合版6」があれば、読者の皆さまが思い悩んでいた「できたらいいな、あんなコト・こんなコト」が実現できる、そう実感していただけるのではないでしょうか。次回以降は、PDFという無限の可能性に着目し、数多のチャレンジを繰り返してきたアンテナハウスだからこそできたソフトウェアスイートを用いて、「PDFの作成(「瞬簡PDF 作成6」を活用)」、「PDFの変換(「瞬簡PDF 変換8」と「瞬簡PDF OCR」を活用)」、「PDFの編集(「瞬簡PDF 編集4」)」をレビュー形式でその実力を計りながら紹介していこう。

「瞬簡PDF 統合版 6」製品概要

PDFを作成する瞬簡PDF作成、PDFをOfficeに変換する瞬簡PDF変換、PDFを編集する瞬簡PDF編集の最新版とPDFへ追記する書けまっせPDF、OCRからOfficeに変換する瞬簡PDF OCR を同梱したお得なパッケージです。

製品の詳細はこちらから御覧ください。