【レポート】

割引プログラムをフル活用!! 「iPad mini」の購入/運用費用を検証してみた

 

auとソフトバンク、どっちのiPad miniがお得??

KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの両キャリアから発売が開始された「iPad mini」と「iPad Retinaディスプレイモデル(第4世代iPad)」。料金体系が複雑なので「興味はあるけれど、いくらかかるのかよく分からない」というユーザもいることだろう。そこで本稿では、どちらのキャリアで契約すればどのくらい金額がかかるのか、「iPad mini」を例に基本事項をおさらいしてみた。なおiPhoneと絡む話もあるので、iPhoneの購入を検討している読者も参考にしてほしい。

iPad miniを購入する際にまずはiPad mini LTE対応モデルの場合を検証してみた。16GBモデルの実質負担額は、両キャリアとも0円となっている。しかし32GBと64GBのモデルでは、ソフトバンクの方が240円安い。もっとも2年間の総額なので、差額は微々たるものと言えるだろう。パケット定額サービス(5,460円/月)、ウェブ利用料金(315円/月)、月々の端末代金の割引(-1,650円/月)は両キャリアとも同額。よって、例えばiPad mini LTE対応モデル(16GB)の場合、どちらのキャリアで購入しても2年間の支払い総額は(5,460円+315円+0円)×24カ月という計算になる。

iPad mini LTEモデルの料金比較表

このように端末の支払い総額はさほど変わらない。そこで両キャリアではこの総額から、さらに料金を割引くサービスを実施している。

両キャリアの割引プログラムは基本的に「スマートフォンを同時に利用するか」「キャリア指定の固定通信サービスは利用するか」「旧iPadを所有しているか」という3点で割引総額が変わる。

KDDIでは、すでにKDDIのスマートフォンを利用しているユーザは、スマホセット割(-980円/月)を利用することができる。また、KDDIが定める固定通信サービスの利用者はauスマートバリュー(-1,480円/月)の適用が可能だ。ここで注意したいのは、ふたつの割引サービスを 併用することはできないという点だ。

これに対し、ソフトバンクでは同義の割引サービスであるスマホまとめて割(-1,050円/月)とスマホBB割(-1,480円/月)を併用できる。さらに、旧iPad所有者はスマホ下取り割(-1,000円/月、2カ月~最大20カ月)も同時に適用できるため、ユーザによっては最大で3,530円の割引となる。

割引サービスの比較表

なお、ソフトバンクユーザであれば「スマホファミリー割」も利用できる。これは機種変更前に使用していたiPad、iPad 2、第3世代iPadを、その家族が契約した場合に月額料金を割り引くというもの。通常4,410円の「(iPad専用)ベーシックデータ定額プラン」が2年間、2,980円で提供される。

iPad mini LTE対応モデルを購入した場合の両キャリアの料金の特徴をまとめると以下のようになる。割引プログラムをうまく活用すればソフトバンク版のほうが、お得に運用できるようだ。

パケット定額サービス、ウェブ利用料は同額
16GBモデルの端末代金は同額
32GB、64GBモデルではソフトバンク版が240円安い(2年間の総額で比較)
利用できる割引プログラムを最大限使うと、ソフトバンク版は2,245円/月、KDDI版は4,295円/月で運用できる

割引適用後のiPad mini LTE対応モデルの毎月の支払い額

料金以外の要素

これまで説明してきた通り、最大割引額はソフトバンク版の方が大きい。では、端末の使い勝手についてはどうだろうか。テザリングの対応については、既にサービスを開始しているKDDI版に軍配があがる。ただ、ソフトバンク版でも12月15日からサービスが開始されるので、間もなく条件は対等になると言えるだろう。キャリアが提供するLTEサービスの利用可能エリアの広さ、ダウンロード速度の大きさについては他稿で検証記事があがっているので、比較はそちらに譲りたい。

ICT総研が全国でLTE対応スマホの速度調査を実施 - 下り/上りともにソフトバンクが首位に
新幹線全97駅のLTE通信速度でソフトバンクが首位に - ICT総研調査
最新Android端末では、スピード・エリアの広さともにauが勝利 - MMD研究所調査

割引プログラムを賢く利用!!

ここまで、両キャリアのiPad miniの提供価格について検証してきた。ここまで本稿を読んでくれた方には言わずもがなだが、できるだけ安く入手し、運用するには「キャリアから提供される割引プログラムを賢く利用する」ことが重要となる。

また、これらの割引プログラムをフル活用した場合、ソフトバンク版のほうが、お得に購入・運用できるというのが現状の状況だ。加えて、MNPを利用してソフトバンク版を購入するユーザはさらに割引を受けることができる。

それが、MNPを利用してソフトバンクのiPhoneまたはAndroidスマートフォンに乗り換えるユーザを対象に実施する「スマホタダ割」だ。こちらの割引プログラムは、フラット型のパケット定額サービスに加入し、3つの特典のうちiPadを選択し、iPad miniまたは第4世代iPadのWi-Fiモデルを同時購入すれば、24カ月間、請求から1,200円が割引される。つまり1,200円×24回=28,800円となり、iPadの端末代金が浮くというわけだ。

他キャリアを利用中で、ソフトバンクのiPhoneまたはAndroidスマートフォンに乗り換えても良いというユーザには、実質タダで新型iPadのWi-Fiモデル(16GB)がもらえる魅力的な話である。キャンペーン期間は2012年12月1日から2013年1月31日まで。KDDIでも、こうしたキャンペーンが始まることを期待したいところだ。

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