今年は電子書籍リーダーに最適な端末が数多く発売された年であった。iPad miniはもちろん、Nexus 7にKindle Paperwhite、SONY Reader PRS-T2、kobo Touch、Lideo(リディオ)……汎用型のタブレットだったり電子書籍リーダー専用端末だったりといった違いはあるが、どれも電子書籍を読むのに適した端末であることは間違いない。

そこで、電子書籍リーダーとして重要なポイントはなんだろうかという点について、改めて考えてみた。

画面の見やすさやタッチ精度といった部分ももちろん大切だ。しかし、もっとも重要なのは「長時間持って疲れないか」ということではないだろうか。読書をするのは自宅とは限らない。特に電子書籍リーダーの場合、通勤時間や出張での移動時間など、手に持ちっぱなしで楽しむ機会も多い。ならば、"どれだけ長時間持っていられるか"は、ハードを選ぶ上での最重要ポイントになりうるはずなのだ。

この場合、持ちやすさ・疲れやすさは単純に端末の重量に比例するとは限らない。大きさやホールド感によっても変わってくるからだ。

ということで、iPad mini、iPad 2、kobo Touchという大きさの異なる3種類の端末を所持している筆者が人柱になって実際に疲労度を検証してみることにした。果たして端末ごとにどれくらい違うのだろうか。

左からiPad 2、iPad mini、kobo Touch

実験は左手に端末を持ってそのままキープし、もうこれ以上持っていると落としてしまうという限界のところで時間を計測する。持ち方は、電車等でよく見られる肘を曲げた読書スタイルだ。右手はつり革を持っているという設定なので、左手を補助することは禁止。単に持っているだけだと暇なので、何か電子書籍を読みながら行うこととする。つまり、端末を持った左手を使ってページ送りも行わなければならないわけだ。