日本初のファクトリーブランド専門サイト「ファクトリエ」はこのほど、114万円の出資獲得記念として、パトロンサンクスパーティを開催した。第1弾として発売される「Factelier by HITOYOSHI」のワイシャツも発表された。

「Factelier by HITOYOSHI」のワイシャツ。細部にこだわりを持つ

ライフスタイルアクセントの代表取締役、山田敏夫氏(写真左)と、ワイシャツ工場「HITOYOSHI」代表取締役、吉國武氏(同右)。お互い熊本出身で意気投合したという

今回のパーティは、東京・青山の「PIED PIPER REBIRTH PROJECT BAR」にて開催された。「PIED PIPER REBIRTH PROJECT BAR」は、俳優・伊勢谷友介さんが主催するという隠れ家的なバー。企業が貸切パーティを開くのは今回が初めてだという。アットホームな空間の中で、「Factelier by HITOYOSHI」のワイシャツが発表された。

「ファクトリエ」は商社・卸などの中間業者を完全排除し、アパレル工場と直接提携することで、余計なマージンを取らずに、最高品質の商品をお手頃な価格で提供することを可能にした。第1弾の「Factelier by HITOYOSHI」は、通常デパートなどでは2万5,000円するワイシャツが、1万円以下の価格で購入できるのが魅力的。熊本県人吉市のワイシャツ工場「HITOYOSHI」は、国内外74もの有名ブランドの生産を手がけている。こだわりのワイシャツを、「ファクトリエ」では低価格で購入することができるのだ。

美しいVラインを再現し、ネクタイもきれいに納まる襟

高級貝ボタン「白蝶貝」を使用。鳥足付でボタンの着脱を楽にしている

シャツのこだわりを熱を込めて解説する吉國氏

パトロンサンクスパーティの様子

美しいVゾーンを作る襟、脇の縫い目が見えない縫製技術、クラシックが持ち味のシングルカフス、動きやすさにこだわった背ダーツ、美しく丈夫な最高級貝ボタンなど、枚挙に暇がないほどのこだわりと手間をかけたワイシャツに仕上がっている。同シャツは全6種類をそろえており、9,450円で販売する。

パーティの中盤には「HITOYOSHI」代表取締役、吉國武氏がワイシャツへのこだわりを語るトークコーナーもあり、「日本の心を忘れないものづくりをしていきたい。ワイシャツはカッコいいのではなく、着て気持ちがいいことが大事」と熱を込めて語った。「ファクトリエ」は今後も、「メイドインジャパン」をコンセプトに国内のものづくりブランドと提携する予定という。どのようなブランドとコラボするのか、展開が楽しみだ。