エクスプローラーのショートカットキーを覚える

もう一方で身に付けたいのが、エクスプローラー本体で使用できるショートカットキー。例えばエクスプローラー自体は[Win]+[E]キーで起動し、リボンは[Ctrl]+[F1]キーで表示/非表示を切り替えることが可能です。

例えば前者の[Win]+[E]キーはWindows XPでも使用できたショートカットキーですが、後者の[Ctrl]+[F1]キーは、リボンを備えたアプリケーションでは以前から使用されてきたショートカットキー。ワードパッドやペイントにとどまっていたリボンが、Windows 8ではエクスプローラーも採用することになり使用可能なりました(図18)。

図18 [Ctrl]+[F1]キーを押しますと、リボンが展開され固定されます。閉じる場合は同キーを再び押してください

このようにWindows 8スタイルの採用によって、使用可能なショートカットキーは増えていますが、[Ctrl]+[A]キーのように、すべてのファイルやフォルダーを選択するショートカットキーは残されています。そこで以前のOSで検証した情報を元に、Windows 8で動作を確認したショートカットキーをまとめました。Microsoftが提供する英文ドキュメントも参考にしていますが、動作を確認できなかったものは取り除いてあります。異なる点などありましたらご一報いただければ幸いです(図19~23)。

図19 エクスプローラーの起動にまつわるショートカットキー

図20 レイアウトにまつわるショートカットキー

図21 リボン・タブにまつわるショートカットキー

図22 エクスプローラーの操作にまつわるショートカットキー

図23 ウィンドウ操作にまつわるショートカットキー

今回は使用場面を想定したカテゴリごとにわけましたので、先ほどのリボン用ショートカットキーと合わせて、お手元において活用してください。

阿久津良和(Cactus