【レポート】
ノルウェーの魅力を紹介するレポートも第3弾。今回は現地のグルメについて取り上げたい。フィヨルドに囲まれ、海が豊富なノルウェーは、有名なサーモンをはじめ、魚介類に恵まれている。他にも美食が盛りだくさんだ。
ノルウェーの食材で"名物"といえば、大半の人がサーモンを思い浮かべるのでは?
筆者も現地滞在中、「サーモンを食べなかった日はない!」と断言できるくらい、どこでも食べられる食材だった。ノルウェーサーモンは脂がのっていて非常に美味。現地の人たちは日本人と同じように、サーモンを生で食べることもあるという。今回は試すことはなかったが、魚が新鮮なノルウェーでは、寿司もかなりイケるらしい。
ノルウェーが海に囲まれているのは以前にも紹介した通り。ゆえに現地では肉料理よりも魚料理を食すことが非常に多く、逆に肉料理が少し恋しくなるほど。現地滞在中に食べた魚料理で、とくに印象に残っているのが、ベルゲンのフロイエン山の頂上にある歴史あるレストラン「フロイエン・フォルケレストラン」だ。
ここではサーモン料理ではなく、白身魚の料理がメインで出された。添えてあるバターソースが絶品で、やわらかく調理された淡白な白身魚にぴったり。正直、ここまでサーモン続きでいい加減飽きていたので(苦笑)、この料理には本当に感動させられた。デザートに出てきたベリーとクリームのケーキも、甘すぎないくらいのちょうどいい味。ここでのメニューはすべて味も申し分なく、見た目もきれいで素敵な食事だった。
このレストランがあるベルゲンは、ノルウェーでも屈指の港町。魚市場も毎日開かれているという。筆者が訪れた日はあいにくの雨で、市場もやや寂しげだったが、晴れの日はかなりのにぎわいなのだそうだ。
市場にはさまざまな魚介類が置かれてあり、試食もできる。実際に食べてみたが、どれも新鮮でおいしい! 日本ではなかなか食べられないザリガニもあったし、エビも種類豊富だ。なんとアンコウまで置かれてあった。
魚市場にはキャビアも多かったが、ここでいう「キャビア」は、我々が思い浮かべるような高級食材とは異なる。ノルウェーでは、魚の卵はすべて「キャビア」なのだ。これもひとつひとつ試食できるので、好みのものを見つけてみるといいかもしれない。
ベルゲンの名物と言えば、干し鱈(たら)。ハンザ商人がベルゲンでブリッゲンを栄えさせていた頃から、鱈の保存方法としてこの干し鱈は作られてきたという。干し鱈は水で時間をかけて戻し、それを調理する。戻るとやわらかくなるが、深い味わいのある食材で、ノルウェーではわりとポピュラーなものだ。
フロイエン山の入口にある小さなカフェ「Det Lille Kaffekompaniet」は、ベルゲンで非常においしいコーヒーが飲めると人気だ。このカフェは1999年と2002年の2度にわたり、SCAE(Specialty Coffee Association of Europe。ヨーロッパ・スペシャルティコーヒー協会)による「ノルウェーの今年のカフェ&バー」に選出されたという本格派。「ベルゲン最高のカフェ」とも言われているという。
コーヒーの種類も豊富で迷うほど。バリスタにおすすめを教えてもらい、筆者はラテ・マキアートにした。スパイスの入ったコーヒーをチョイスした人もいて、味見させてもらったところ、エスニックで不思議な味のするコーヒーだった。
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