【レポート】

ユーザー調査結果から考える「iPhone」の人気の秘訣

 

新OSの「iOS 6」の発表や次期iPhoneの噂など、話題に事欠かないiPhone。現在のスマートフォンブームを牽引するとともに、人気・実力ともにナンバーワンの存在だと言って差し支えないだろう。

このたび、マイナビニュースでは、同誌会員を対象に、携帯電話・スマートフォンに関するアンケートを実施。本アンケートでもやはりiPhoneが人気であることがわかった。そこで本稿では、アンケート結果から読み取れる最近の携帯電話・スマートフォン動向を通してiPhoneの人気の要因を探っていきたい。

使用している携帯電話・スマートフォンの動向

今回マイナビニュースが実施したアンケート(有効回答件数500件)では、回答者が利用中のキャリアの割合は、NTTドコモが45.6%、KDDI(au)が27.0%、ソフトバンクが25.8%、その他が1.6%となった。社団法人電気通信事業者協会(TCA)が公表しているデータと比較すると、ややソフトバンクが多めになっているが、ほぼ市場の動向を反映した結果と言ってよいだろう。

回答者が利用中のキャリアの割合は、NTTドコモが45.6%、KDDI(au)が27.0%、ソフトバンクが25.8%だった。(拡大画像はこちら)

iPhone 4またはiPhone 4S、そして他のスマートフォンやフィーチャーフォンといった使用機種の状況を聞く質問では、従来の携帯電話(フィーチャーフォン)を使っていると答えたユーザーが53.4%と過半数を占め、ソフトバンクのiPhone 4/4Sを使っているユーザーが10.2%、auのiPhoneが3.4%、その他のスマートフォンが26.6%となった。依然として、携帯電話のユーザーが半分以上と多いが、スマートフォン全体もあと少しで半分というところまで迫って来ている。

そして、さまざまな機種があるスマートフォンの中でも、ソフトバンクとauのiPhone 4およびiPhone 4Sを合計すると、13.6%とスマートフォン全体の約3分の1を占めており、やはりかなりの人気機種であると言える。

また、iPhoneユーザーに機種変更を行う前に使っていた端末・キャリアを尋ねる質問(自由回答)では、従来の携帯電話を挙げる回答が多く、iPhoneの新規ユーザーが増え続けていることが読み取れる。ドコモからの機種変更という答えもよく見られ、iPhoneを使いたくてキャリアを変更したユーザーも多いことが伺える。

使用している携帯電話・スマートフォンの種類を聞いたところ、過半数が携帯電話を使っており、スマートフォンユーザーの約3分の1がiPhoneを使用していた。(拡大画像はこちら)

次回の機種変更における希望状況

iPhoneユーザー以外に、iPhone 4Sに機種変更または新規契約したいかを聞いた質問では、「思う」と答えたユーザーは20.6%だったが、「iPhoneの新機種が出たら変更したい」と答えた17.6%を合わせると、約40%のユーザーがiPhoneへの機種変更を希望しており、 iPhoneを使っていないユーザーからのiPhoneへの期待も高いことがわかる 。なお、「iPhone以外の携帯電話/スマートフォンがいい」と答えたユーザーは、41.2%だった。

iPhoneユーザー以外に、iPhone 4Sに機種変更または新規契約したいかを聞いた質問では、「思う」と答えたユーザーは20.6%だったが、「iPhoneの新機種が出たら変更したい」と答えたユーザーも17.6%に上った。(拡大画像はこちら)

また、iPhoneユーザーに今後、機種変更する際の希望端末を聞いたところ、「次期iPhone」が86.6%、「Androidスマートフォン」が8.9%、「フィーチャーフォン」が1.5%という結果になった。次もiPhoneに機種変更したいというユーザーが85%を超え、高い満足度が得られていることがわかる。

iPhoneユーザーに今後、機種変更する際の希望端末を聞いたところ、「次期iPhone」が86.6%、「Androidスマートフォン」が8.9%、「フィーチャーフォン」が1.5%となった。(拡大画像はこちら)

さらに、利用中のキャリア別でiPhoneユーザーを分け、希望する次期iPhoneを「同じキャリアのiPhone」「違うキャリアのiPhone」に細分化したところ、ソフトバンクのiPhoneユーザーの78.0%が「同じキャリアのiPhone」に機種変更したいと答え、auのiPhoneユーザーでは64.7%が「同じキャリアのiPhone」に機種変更したいと答えた。以上の結果から、auよりもソフトバンクのiPhoneユーザーのほうが、iPhoneにより満足し、リピート率が高くなっていることが伺える。

キャリア別のデータでは、ソフトバンクのiPhoneユーザーの78.0%が「同じキャリアのiPhone」に機種変更したいと答え、「違うキャリアのiPhone」に機種変更したいと答えたのは14.0%。(拡大画像はこちら)

auのiPhoneユーザーは64.7%が「同じキャリアのiPhone」、5.9%が「違うキャリアのiPhone」、23.5%が「Androidスマートフォン」に機種変更を希望。(拡大画像はこちら)

満足度に関しては、iPhoneユーザーにiPhone 4/4Sを使ってみた感想を自由回答で聞いた質問でも、「使い勝手がよい」「サクサク動く」「使いやすく、サイズもちょうどいい」「とにかくデザインが良くて便利」といった好意的な回答が多く寄せられた。

人気のiPhone 4S、その販売状況は?

家電量販店での実売データを集計した「BCNランキング」の2012年6月の携帯電話ランキング(参考: BCNランキング )では、ソフトバンクとauのiPhone 4S(16GBモデル)がそれぞれ、1位と2位を獲得しているほか、それぞれの32GBモデルも10位位内にランクインするなど、iPhone 4Sが一番売れている端末となっている。

また、iPhone 4Sのキャリア別販売シェアでは、ソフトバンクのほうが若干優勢のようだ。今回のアンケートでも、iPhone 4/4Sの所持率のシェアで言えば、ソフトバンクがauの約3倍になった。もちろん、ソフトバンクのみiPhone 4を扱っているという数字上のハンデはあるものの、2008年のiPhone 3GからiPhoneを販売しているという実績がユーザーに安心感を与え、販売数に結びついている側面もあるだろう。

さらに、これまでつながりにくいと言われることもあったソフトバンクの回線だが、7月25日からは、障害物があっても電波が届きやすい900MHz帯を使った「プラチナバンド」がスタートし、同周波帯を利用できるiPhone 4Sの魅力もさらに高まっている。また、iPhone関連の積極的なキャンペーン展開もソフトバンクの人気の要因であり、iPhoneを新規契約、または学生でiPhoneに機種変更した場合に、「ホワイトプラン(i)」基本使用料が1年間無料になるか、1万円キャッシュバックのどちらかの特典を受けられるという「iPhone かえトクキャンペーン」が実施されている。

*  *  *

今回のアンケートで明らかになった携帯電話・スマートフォンの使用動向では、従来の携帯電話(フィーチャーフォン)のユーザーが依然として過半数を占めるものの、スマートフォンのユーザーも半数に迫る勢いとなっていた。そして、スマートフォンの中でも、一番人気の機種はiPhone 4Sだった。携帯電話からのiPhoneへの機種変更も多く、新規のiPhoneユーザーも増え続けていることが伺える。

また、iPhoneはリピート率が高いことからユーザーの満足度が高いという特徴が見てとれた。加えて、使っていないユーザーからの期待も大きく、次の機種変更でiPhoneを希望しているユーザーも多かった。現在のスマートフォンブームを牽引するiPhone。その人気は今後も続きそうだ。

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