精度の高さや使いやすさから人気のGoogle検索だが、Googleが提供するさまざまなサービスでもっと便利になる「奥の深さ」も魅力の1つだ。今回は、過去に訪問したページに簡単にたどりつくための技をTheNextWeb(TNW)が公開しているので、紹介したい(原題「Nifty! Google Search Lets You Filter Out Search Results You've Already Visited(これは使える! 以前訪問したページをGoogle検索でフィルタリングするには)」)。「いろいろあるけど、検索はやっぱりGoogle」という人は、必読だ。

気に入ったWebサイトはお気に入りに登録する――これは原則だが、思わず閉じるボタンを押してしまうこともある。また、多いのが、読んでいる時はお気に入りに登録するほどではないと思いながら、後になってもう1度アクセスしたいというケースではないだろうか。特に、あれこれと検索しながら調べている時などにありそうなパターンだ。

Googleで検索した後に訪問したページに後でたどり着くには、まずはGoogleアカウントでログオンしておく必要がある。そして、同じ検索キーワードで再度検索し、画面左側のメニューから「もっとツールを見る」をクリックする。

検索を実行すると、左側のメニューに「もっとツールを見る」という項目が表示される

すると、「閲覧したページ」が表示されるので、これをクリックすると閲覧したページが結果としてヒットするはずだ閲覧したページは、「1時間以内」「24時間以内」「1週間以内」など、期間を区切って表示させることができる。

「もっとツールを見る」をクリックすると、期間を指定する項目が表示される

TNWのエディターは、「あれこれブックマークするのが好きではないので、このツールが気にいっている」とのこと。このフィルタリング機能は、Googleアカウントにログオンしていない場合は利用できない。

Googleはこの春にプライバシーポリシーを変更した。新しいポリシーではユーザーの履歴などの情報がGoogleが提供するサービスで串刺し的に収集・統合されるため、批判の声はあるが、こうした機能を見ると、改めて利便性とプライバシー保護は表裏一体と言える。

なお、Googleはブラウザの検索履歴、Googleツールバーの検索履歴、GoogleWebの履歴を消去する方法も公開している。