【レビュー】
「UH75/H」はIntel Rapid Start Technologyへの対応にくわえて、同社独自の「クイックスタート」技術も取り入れ、Ultrabookのウリのひとつである“高速スタート”を実現している。
電源ボタンを押してから、OSの起動音が鳴り終えるまでの時間を何度か測ってみたところ、だいたい35秒~40秒の間と、ストレスを感じない素早い起動だった。また、スリープ状態からの復帰は約2~3秒ほどと、一瞬の立ち上がり。起動の速さに関しては、概ね満足ができるレベルだ。
本体の性能だが、CPUは第3世代Intel Core i5-3317Uを搭載し、GPUはCPU内蔵のIntel HD Graphics 4000。Windows エクスペリエンス インデックスをチェックしてみると、グラフィックス以外はほとんど6.0程度かそれ以上のサブスコアを示しており、そのハイパフォーマンスぶりが伺える。
「PCMark 7」でも、ひと通りのテストを行なってみた。結果は以下の通りで、総合スコアは3000台となかなか優秀な成績となった。「Creativity」と「Computation」の各スコアが抜きん出て良く、それが総合スコアを押し上げている原因となっているようだ。ちなみに「CINEBENCH 11.5」で計測した「OpenGL」と「CPUレンダリング」の性能は、ともに低調なスコアに終わっている。
ゲームプレイの快適さは「モンスターハンター フロンティア オンライン オフィシャルベンチマークソフト MHFベンチマーク 【大討伐】」でテストしてみたところ、スコア結果は1300~1400の間。ベンチ計測中の画面を見たところ、映像が止まるようなことはないが、被写体の輪郭部分の角張った感じが、目につく。ゲームは一応のところ動くが、存分に楽しむためには性能不足か、といった印象だ。
とはいえ、動画を観ることに関しては、YouTubeの高解像度の動画やニコニコ動画の弾幕が多い動画なども、カクつくことなく、きちんと視聴することができた。動画エンコードも、100MBほどのMP4ファイルを動画エンコードソフト「MediaShowEspresso」にて、Youtube投稿用に最適化させた際の所要時間は約1分半と、こちらもストレスなく行なえた。
高い負荷がかかる処理の行うときに、本体が異常に熱くなってしまうことがよくあるが、「UH75/H」ではそうしたことは一切なかった。排熱口に手を当てると、もわっとした熱気が排出されており、薄型ボディながら効率良く排熱されているようだ。
一方、バッテリーの持ち具合だが、スペック上では約9.1時間のバッテリ駆動が可能だという。ハイパフォーマンス状態での動画再生という、高い負荷がかかる状態で放置してみたところ、電源が落ちるまで約3時間16分ほどだった。外出先などのよほど負荷がかかる作業をしなければ、十分にPCを利用できるだろう。
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