剣と魔法の世界を舞台にした西洋風ファンタジーアクション『ドラゴンズドグマ』がついに5月24日に発売された。構想3年・開発2年の期間を経て誕生したこのタイトルは、事前の盛り上がり方から見てユーザーの期待値も大変高く、上半期屈指のビッグ・タイトルと言えるだろう。

『ドラゴンズドグマ』は、カプコン初となるオープンワールド系アクションゲームだ。広大なフィールドには、リアルな動きで徘徊するモンスターが生息し、縄張りに進入する冒険者に襲いかかってくる。とにかく、臨場感抜群の美しい風景に圧倒され、巨大モンスターによじ登り、時には街で悪さをして牢獄にブチこまれるなどハラハラドキドキの冒険が詰まっている。また、茂みなどから突如モンスターが襲いかかってくるため、「今度はあの茂みから敵が登場するんじゃないか?」「あの角を曲がったら敵がいるんじゃないか?」など、序盤は終始ビクビク状態のまま、ゲームを進めることになった。

どの角度から見ても絵になる超リアルなファンタジー世界

サイクロプスやグリフィンといった巨大なモンスターもフィールドを歩き回る。ゲーム序盤はとりあえず逃げるしかないぜ……

夜の世界はとにかく怖い。ランタンがない場合、星の明かりを頼りに冒険を行うことになる。ダンジョン内もランタン必須

現実では夜型人間の著者だが、『ドラゴンズドグマ』の世界では、夜明けと同時に行動し、闇夜が近づくと眠りにつくという規則正しい生活を送ることになった……。 というわけで、ここから本作の世界をじっくりと紹介していこう。

物語は、主人公が住む村に「これぞドラゴン」的なレッドドラゴンが飛来、村を破壊し始めるところからスタートする。主人公も剣を手に立ち向かうのだが、一撃で轟沈。しかも心臓も奪われてしまう……のだが、主人公は生きている。そして、彼は「覚者」(かくしゃ)として、ドラゴンに告げられた「お前こそ、選ばれた者だ」という言葉の謎を突き止めるべく、探求の旅に出るのである。

ドラゴン襲来! 立ち向かう主人公!! 無理無理勝てない!!!

ドラゴンは主人公の心臓を奪って飲み込んでしまう。うひょー痛そう……

ぼっちプレイがデフォルトの担当ぱぴい、本作の特徴的なシステム「ポーン」にハマる……続きを読む