うちの田舎には、祖父が昭和30年~40年頃にフィルムカメラで撮影した古い写真がたくさん残っている。私は独特の温もりがあるこれらの写真を、以前からデジタル化したいと思っていた。最近出会ったAndroidアプリが、この計画を後押ししてくれそうである。

「ShoeBox」は古い写真をスマートフォンで撮影することでデジタル化できるアプリケーションだ。データに撮影日やキャプションなどの情報付けをしてFacebookに投稿することも可能。アプリの起動にはサインアップかログインが必須だが、Facebookのアカウントをもっていれば簡単にログインできる。ちなみに、アメリカでは古い写真をShoeBox(靴の空き箱)に入れて保管する習慣があるという。これがアプリ名の由来になっている。

アプリを起動させスキャナーボタンを押すと、スマートフォンのカメラが立ち上がる(写真右)。四隅が歪んでいるフィルム写真でも、四角形に補正することが可能だ

付加できるデータは撮影日、撮影場所、キャプションなど。Facebookへの公開設定は公開/友達/自分のみ、から選択できる

そういうわけで、いま私は膨大な数のフィルム写真に囲まれて生活している。これらを全てデジタル化するのは大変そうだが、祖父の喜ぶ顔を楽しみに頑張りたい。というのも、作業が済んだらデジタルフォトフレームに入れてプレゼントするつもりなのだ。撮影が終わった写真を保管しておくための靴の空き箱も、忘れずに用意しておきたい。

ShoeBox
価格 無料 対応OS Android 2.2以上
カテゴリ 写真 販売 1000memories

(記事提供: AndroWire編集部)