【レポート】
NTTドコモは5月16日、携帯電話の新機種19機種を発表した。スマートフォン15機種、タブレット1機種、らくらくホンシリーズ1機種、データ通信端末1機種、キッズケータイ1機種で、6月から順次発売する。従前からの発表通り、月々サポートなどを適用した場合の端末代金の実質価格は5,000~2万円台までと低価格化を進めた。社長として最後の端末発表会に登場した山田隆持社長は、「ユーザーのさまざまな使い方やライフスタイルにベストフィットしたスマートフォン」とアピールする。
山田社長はまず、スマートフォンの売り上げが拡大している現状を説明。2011年度は10年度の252万台から3倍以上となる882万台を販売。今年度は1,300万台まで拡大するとみており、「より多くのユーザーにスマートフォンを使ってもらいたい」として、さまざまな夏モデルを準備したと話す。
端末ラインナップでは、ユーザーのニーズにフィットさせるため、「従来はスペックを重視していたが、利用者が増えたので、使い方で選んでもらえる」ことを目指したという。そのため端末の説明も、1機種ごと行うというよりも、テーマごとに説明するというスタイルだった。
最初に説明されたのはフラッグシップモデルで、1機種目は海外でも発表されたばかりのサムスン製「GALAXY S III SC-06D」。有機ELのHD Super AMOLEDディスプレイを採用した画面は4.8インチ1,280×720ドットと大型ながら、狭額縁で片手でも比較的操作しやすいサイズを実現。GALAXYシリーズとしては初めておサイフケータイに対応。LTEサービスの「Xi」にも対応する。端末の実質価格は1万円台半ばの見込み。
2,100mAhの大容量バッテリ、32GBの大容量メモリにmicroSDXCカードにも対応。プロセッサは1.5GHzのデュアルコアCPUで、Xiに対応するため、海外発表のクアッドコアプロセッサではなく、クアルコムの「MSM8960」を搭載した。
独自UIの「TouchWiz」も進化し、使い勝手を向上。画面の反応を最適化するなど、操作性もさらに進化させた。山田社長は、「インターネットを快適に楽しみたい人にお勧めしたいハイスペックモデル」とアピールする。なお、海外発表では言及されていたワイヤレス充電機能は国内版では搭載されない。
もう1台のフラッグシップモデルとして紹介されたのがソニーモバイルコミニュケーションズ製の「Xperia GX SO-04D」。Xperiaシリーズとしては初めてXiに対応し、中心部がへこんだアーク形状を採用して「手になじみやすい」(山田社長)デザインに仕上げた。端末の実質価格は1万円台半ばの見込み。
画面は4.6インチのHD液晶「Reality Display」で、外光下でも観やすいClear Black Panelとモバイルブラビアエンジンを搭載する。プロセッサは1.5GHzデュアルコアCPUの「MSM8960」。山田社長は、「プレミアム感のあるデザインのフラッグシップ」と話す。
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