東映アニメーションは9日、東京・原宿の「KDDI デザイニングスタジオ」にて、コロプラのモバイルプラットフォームで稼働する新たな位置情報ゲーム『スタプラ!』の発表会を行った。発表会には、東映アニメーションの企画営業本部コンテンツ事業部長・鈴木篤志氏、コロプラ取締役CSO・長谷部潤氏、SeedCの取締役開発事業部部長・八鍬敏夫氏が登壇。

『スタプラ!』のメインビジュアル

『スタプラ!』は、東映アニメーション、コロプラ、SeedCの3社が共同製作した「位置ゲー」。プレイヤーはスターの卵である女の子の相棒(バディ)となり、2人1組でトップスターの座を目指していく。最大の特徴は、携帯電話のGPS機能を使って手軽に位置登録を行い、獲得したポイントによってヒロインを育成できる点にある。コロプラと同じくご当地アイテムが入手できるが、本作の場合は、入手したご当地の「衣装」を着ることで、ヒロインの能力がアップしていくという。八鍬氏は「ゲーム内のアイドルとともに成長し、躍進していくコンテンツ」と本作を説明している。

東映アニメーションの『スマイルプリキュア』などを手がけたスタッフによる魅力的なキャラクターはもちろんだが、そのほか位置情報を利用したリアルなイベント、メディア展開など、幅広い層のユーザーに楽しんでもらえるようさまざまな仕掛けが盛り込まれているようだ。鈴木氏は「アニメ化や映画化なども視野に入れています。すべてのエンターテイメントシーンで楽しんでいただける、"オールラウンドエンターテイメント"になると自負しております」と本作をアピールした。

その後は、ヒロインの1人「真白エリス」役を務める山本彩乃が登場し、『スタプラ!』のヒロインの紹介が行われた。山本は、自身が演じる真白エリスを「エリスは遅刻したり、大食いだったりと、おてんばなところがありまして、私と似ている所があるかなぁ。親近感があります(笑)」と語り、「ノミエちゃんはこの容姿で趣味は時代劇ということで、ギャップ萌えです。また、琴寝ちゃんは長女なので、バイトをしていつも頑張っている子なんです」と他2人のヒロインについての魅力も語っていた。

「エリスは自分と似ているところがたくさんあるので、演じていて楽しかったです」と山本

司会・進行役は、本多真梨子が務めた

山本との2ショットも

さらに『スタプラ!』は、今後映像やコミック、ラジオなどへさまざまなメディアミックスを図っていくという。すでに第1弾として、6月27日にメインキャストによるデビューCDの発売が決定している。その後、アニメイトTVでウェブラジオを開始するほか、メガミマガジン(学研)ではオリジナルコミックの連載をスタートさせる予定だ。なお、現在『スタプラ!』は、フィーチャーフォン版のβ版サービスを開始している。スマートフォン版は6月より順次スタートする予定とのこと。

『スタプラ!』のスクリーンショット

(C)スタプラ! プロジェクト

次ページでは『スタプラ!』のストーリーとキャラクターについて紹介していこう。……続きを読む

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