植田佳奈と小清水亜美が「第3回 咲-Saki-カップ」決勝に参戦!

2009年にテレビ東京ほかにて放送され、2012年4月からはスピンオフ作品『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』の放送が開始となるTVアニメ『咲-Saki-』が、セガのネットワーク対戦麻雀「MJ5」とコラボ! 1stシリーズBlu-ray BOXの発売を記念して2012年3月2日より「第3回 咲-Saki-カップ」が開催された。

全国各地のアミューズメント施設にて大きな盛り上がりをみせた今回の「咲-Saki-カップ」だが、3月16日よりスタートした決勝には、宮永咲役の植田佳奈と原村和役の小清水亜美がスペシャルゲストとして参戦! 東京・秋葉原にある「クラブ セガ 秋葉原 新館」にて、小野学監督、シリーズ構成の浦畑達彦氏らとともにゲームの筐体に向かった。

麻雀好きで知られる2人だけあって、プレイ前から気合十分。

植田佳奈「今回は気合が入っていて、予選の初日から自分で打ちに行くぐらい、かなり盛り上がっています。前回あまり良い成績を残せなかったので、今回こそはカンチャンスで嶺上開花を上がり切りたいと思います!」

小清水亜美「今回、とても久しぶりに参戦をさせていただくので、ちょっと緊張しているのですが、楽しみつつ、結果プラスで終われたらいいなと思っています。頑張ります!」

とコメントを残し、勢いよくプレイに臨んだ2人だったが……。

気合十分! いざ対局へ!

真剣な表情で画面を見つめる……

出るか、嶺上開花! 注目の結果は……

「第3回 咲-Saki-カップ」は東風戦のみで、8戦連続で戦ったトータルのスコアで勝敗を競う。スタート前の和やかな雰囲気とは打って変わって、真剣な表情で画面に向かう2人。はたして、その結果は……。

■小清水亜美の戦跡
1試合目、2試合目と連続でラスを引き、後がない小清水。気合を入れなおし、3試合目、4試合目を何とかプラスで回すも、5試合目で再びラス……。トータルが-100を超える状況に少々焦りをみせる。しかし、7試合目でついにトップをとり、ここから一挙にまくる! と意気込んだ最終の8試合目だったが、気合が少々空回りしてしまったか、結局ラス。トータル-84.0と大きく負け越す結果に終わってしまった。

試合数 1 2 3 4 5 6 7 8 合計
SCORE -42.8 -58.8 +3.5 +6.5 -26.3 +7.8 +51.0 -24.9 -84.0

■戦いを終えた小清水亜美のコメント
率直に言いますとボロボロです(笑)。自分の打ちミスもかなりあったのですが、それ以上に皆さんのアガリが早くて早くて……。まだまだ自分を磨かなければいけないと思わされる「咲-Saki-カップ」になりました。でもとっても楽しかったです。次こそはプラスにしたいですし、もうちょっと早く、間違いのない選択をできるようになりたいです。

対局中の様子

■植田佳奈の戦跡
序盤、なかなかエンジンがかからず、小清水同様、1試合目、2試合目と大きなマイナス。しかしそこから、2回のトップを含む4連続プラスで一気にトータルもプラスに持ち上げる。主人公としての面目躍如というところで、さらなる上積みを狙った終盤だったが、ここから思うように牌が進まず……。7戦、8戦とラスで回り、結局トータルもまさかの大マイナスとなってしまった。

試合数 1 2 3 4 5 6 7 8 合計
SCORE -25.0 -42.6 +10.3 +60.4 +2.5 +55.1 -55.6 -52.0 -46.9

■戦いを終えた植田佳奈のコメント
カンチャンスを狙ったんですが、ツモれませんでしたね~。最初の2回は調子が悪く、途中でノッてきたかと思いきや、最後の2回でラスを引いたので、後味がすごく悪いです。また挑戦して頑張りたいと思います。次回こそは嶺上開花です! やはり、あそこで「北」を降りたのはやばかったですね(笑)。ベタ降りで4枚切れなかったのも残念です(※)。今度はスパっといこうと思います。

※ 手牌に「北」の暗刻。そこで4枚目の「北」を引き、カンといきたいところだったが、2人リーチの状況ゆえに、泣く泣くベタ降りで「北」を切る。しかし、3枚連続で切ったところで他家があがってしまい、「北」4枚を場にさらすこともできず……。

和のようなデジタル打ちに徹しきれず、場に翻弄された小清水。咲のように嶺上開花を狙うがゆえに、思うように牌を進められなかった植田。ともに、今回の「咲-Saki-カップ」はほろ苦い結果に終わってしまったが、「(決勝が終わる)20日までに、絶対にプラスにします」と、さらなる気合を入れる2人だった。

熱い戦いを終え、筐体にサイン

ちなみに、先に8戦を終えた小清水は、植田が終わるのを待っている間に9戦目に突入。すると、これまでの不調がウソのように満貫、ハネ満を連発し、+82.3という驚異的な数字を叩き出した。「そんなオカルトありえません」とばかりのドラの重なりに、「本番だったら良かったんですけどね」と小清水も苦笑い……。

(C)小林 立/スクウェアエニックス・清澄高校麻雀部