NECアクセステクニカから、モバイルWiMAXルータの新モデル「AtermWM3600R」が登場した。従来モデルの「AtermWM3500R」より、2mmの薄型でありながら、最大約10時間の連続通信を実現したモデルだ。本稿では、AtermWM3600Rのデザイン・機能を紹介しながら、その使い勝手についても触れていきたい。

■主な仕様 [WiMAXインタフェース] IEEE802.16e-2005 [無線LAN] IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯) [USBインタフェース] USBコネクタ(micro B-type)×1(LAN通信) [駆動時間] 連続通信時:最大約10時間、連続待受時:最大約25時間、連続待機時:最大約170時間 [セキュリティ] マルチSSID、MACアドレスフィルタリング、WEP(128/64bit)、WPA-PSK(TKIP、AES)、WPA2-PSK(TKIP、AES) [本体サイズ] 約95(W)×70(D)×12.8(H)mm(突起部除く) [質量] 約110g [店頭予想価格] 18,000円前後

AtermWM3600Rの特長

AtermWM3600Rは手のひらに収まるサイズのモバイルWiMAXルータだ。サイズは約95×70×12.8mm、質量は約110g。カラーバリエーションはブラック、シルバー、ピンクの3色で展開している。スリム&コンパクトなモデルなので、シチュエーションを選ばずどこへでも持ち運ぶことができる。

フロントパネルには電源とSETの2つのボタンしかない

側面にはmicro USB端子とRESETスイッチ、クレードルポート、逆の側面にはストラップホールを備える

フロントパネルにはLEDのPOWER/バッテリー/WLAN/WiMAXランプが点灯表示されるので、バッテリー残量や通信の状態がひと目で確認できる。無線LAN規格はIEEE802.11b/g/nをサポートし、スマートフォン/タブレット端末/ノートPC/携帯ゲーム端末などのWi-Fi対応端末を同時に最大12台まで接続することができる。

大きなLEDランプ表示により、ルータの状態が一目瞭然