雰囲気の良い場所でディナーを楽しみたいなら、ヘルシンキからボートで2分の小島にある「Saari(サーリ)」がおすすめ（5月～9月のみ営業)。フィンランド湾を眺めながらの食事が楽しめ、スタッフがフレンドリーなのも魅力だ。テーブルをまわってくるアコーディオン奏者は世界的に有名な曲なら大概は演奏してくれる。

｢Saari｣のおすすめメニュー。"イカの塩辛"やシカ肉などフィンランドの名物料理がアソートされた小皿が並ぶ

フィンランドの伝統料理を小分けにした前菜、筆者がメインに選んだラム肉と、どれも味付けが良く、レストランとしても間違いないレベルだった。ちなみに、パンと同じくメインの付け合わせのポテトは量が半端でなく多いので、調整して食べないと大変なことになるので注意。

大皿に盛られたメインとその後ろにある付け合わせのポテト。メインと同じくらいのボリューム!

ベリーのジャムがデザートだけでなく料理に添えられているのもフィンランド料理の特徴。イチゴやブルーベリーといったベリー系フルーツだけではなく、リンゴやいちじくも料理に盛り込まれる。これらのジャムは瓶詰めにしてデパート等で売られているので、お土産にもいい。

ヘルシンキへは、成田・関空・名古屋からフィンエアーの直行便が飛んでいてアクセスも便利。素材の味を大切にした多彩な料理が楽しめるフィンランドグルメツアーを楽しんでみてはいかがだろうか。