ディスプレイは輝度が25%アップした「新スーパーシャインビューLED-EX2」を搭載しており、明るくて見やすい。グレアタイプだがぎらつきを感じることもなく、快適に表示を見ることができた。もちろん輝度調整はファンクションキーを利用して簡単に行えるから、明るすぎて見づらいという心配をする必要はない。

キーボードの奥に配置されている「ECO」ボタンも活用したいところだ。このボタンを押すと、ディスプレイは輝度を下げたエコモードに切り替わる。エコモードといっても極端に暗いというわけではなく、長時間細かい文字を見るビジネス利用などではこちらの方が見やすいかもしれない。通常の状態とボタン1つで切り替えられるのは便利だ。

キーボード奥のショートカットボタンに、エコモードへの切り替えボタンも配置されている

サウンド面も強化されている。ヤマハのサウンドシステムを採用しており、特に豊かで引き締まった低音再生を実現するという技術「FR-Port」も搭載している。実際、ブルーレイディスクのソフトを鑑賞してみると、美しい映像とともに豊かなサウンドが楽しめた。

サウンドシステムはヤマハ製

サウンド設定は高低音の補正やダイナミックレンジ補正などを行ってくれる技術「MaxxAudio」で管理されている。この調整はタスクトレイから呼び出して行えるが、機能そのもののオン/オフ切り替えもワンタッチで可能だ。プリセットとしてシネマ/ミュージック/テレビという3つのサウンドモードが用意されており、ボタンで切り替えながら利用できる。ユーザー自身がプリセット内容を調整できるから、好みの音色を作って保存しておくとよいだろう。

各種補正を行い、好みのサウンド設定に調整できる「MAXX Audio」