こんにちは。最近、マイコミジャーナル界隈を漂っている「担当ぱぴい」です。今回は「東京ゲームショウ2011」で僕が心惹かれたタイトルを厳選して紹介していきたいと思います。

今回は本イベントの一番の注目「PlayStation Vita」のタイトルをすべてプレイしようとSCEブースに突撃したところ、プレイに80分待ちのタイトルもあるという大混雑っぷり。3タイトルをプレイして4時間以上経過する結果に終わりました。そんなわけで、まずはVitaコーナーで一番人気を誇っていた『アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-』をご紹介!

SCEブースのPS Vitaコーナーはビジネスデイでこの混雑。一般公開ではさらなる大混雑が予想される

このためだけにPS Vitaを買っていい! 『アンチャーテッド』

本作はシリーズ累計800万本以上を記録した「アンチャーテッド」シリーズ最新作で、PS Vita専用ソフト。今回のゲームショウではゲームの序盤、主人公ネイサン・ドレイク(ネイト)が炎渦巻く場所から逃げ切り、パートナー・マリサと合流するまでをプレイすることができた。

まず驚いたのが、そのグラフィック。炎や爆発、オブジェクトの破壊といった表現が実にリアル。プレイステーション 3版で「アンチャーテッド」シリーズ初のタイトル、『アンチャーテッド エルドラドの秘宝』のグラフィックに迫るクオリティを実現していた。

これまでの携帯ゲームではありえないほどの美しいグラフィックを実現

実際に熱気が伝わってくるような炎の表現。リアルな表現と映画のような展開に、プレイヤーはあっという間に本作の世界に引き込まれる

操作に関してはシリーズを踏襲しており、前作をプレイした人ならば、すぐに操作に慣れるハズだ。また、PS Vitaならではのタッチ機能が加わった点が大きな特徴。光っているオブジェクトを見つけ、そこにタッチすることで箱の上に登ったり、棒にしがみついたり、物体を切りつけたりすることが可能。ジャンプボタンでも同様のアクションを起こせる場所もあるが、タッチを駆使したほうがテンポよくプレイできた。

進路を遮る布は、入手したナイフで切り裂ける。指示された矢印の方向に指をスライドさせて切り裂き、ステージを進もう!

……と、グラフィックや仕掛けに感動している間にタイムアップ。時間にして10分程度だっただろうか。まだまだプレイしたいところだが、今回は仲間と合流した時点でゲーム開始時に戻される作りになっていた。今後、じっくりと戦闘方法なども紹介していきたい。

激しい銃撃戦や危険地帯への冒険が楽しめるのは、もう少し先のようだ。12月17日の本体発売と同時に購入したいタイトルである

ゲームタイトル アンチャーテッド -地図なき冒険の始まり-
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
対応機種 PS Vita
ジャンル アクションアドベンチャー
発売予定日 2011年12月7日
価格 未定
CEROレーティング 審査予定
(C)Sony Computer Entertainment America LLC.

強烈なキャラクターとシステムにメロメロ!! 『シャドウ オブ ザ ダムド』

SEGAブース内にはEAコーナーが設置され、『FIFA 12 ワールドクラス サッカー』や『バトルフィールド 3』『マスエフェクト 3』などを体験できた。中でも特別コーナーを設け、話題を呼んでいたのが、次に紹介する『シャドウ オブ ザ ダムド』だ。本タイトルは9月22日に発売されるタイトルで、CERO Z指定のアクションアドベンチャーとなっている。

布で周囲が見えないように設置されていた『シャドウ オブ ザ ダムド』の試遊コーナー

本作のエグゼクティブディレクターを務めるのは、『ノーモア★ヒーローズ』や『Killer7』を手がけた須田剛一氏。また、クリエイティブプロデューサーに『バイオハザード』などを手がける三上真司氏、サウンドディレクターに『サイレントヒル』を手がけた山岡晃氏など、強力メンバーが顔をそろえている。さらに声優陣も豪華で、主人公ガルシア"G"ホットスパーを演じるのは浅野忠信、その恋人ポーラを演じるのは栗山千明、ガルシアの相棒であり元悪魔だった「髑髏のジョンソン」を演じるのは我修院達也をキャスティング。

『シャドウ オブ ザ ダムド』は地獄が舞台。主人公は死んでしまったポーラを生き返らせるべく、地獄の底へ向かっていく……。しかし、闇に包まれた地獄では、ガルシアの体力は奪われ、闇の住人への攻撃も無効化されてしまう。まずは光を取り戻すところから始めるようだ。

青白い世界は闇のエリアの証。ヤギの頭をした闇のギミックを破壊し、光を取り戻そう

光の世界を取り戻しても、実は悪魔たちにダメージを与えることはできない。たいまつで攻撃したり、L1ボタンで銃を構えてR1ボタンで発射するセカンダリーショットを撃ち込んだりするなど、暗闇をはぎ取らなければならない。それができれば、R2による銃や接近攻撃で悪魔を倒すことが可能となる。また、ゲーム中にはいたるところにオブジェクトがあり、それらを破壊することでアイテムや銃弾を獲得でき、戦闘を有利に進められる。周囲を見渡し、じっくりとエリアを攻略していこう。

暗闇をはぎ取ってしまえば、通常のFPSのように射撃で敵を仕留められる。頭を狙うと効率的に倒せるぞ

その後、ステージを進めるとボス戦に突入した。チェーンソーを振り回す恐ろしい悪魔だが、回避アクションや暗闇をはぎ取る手順を忘れなければ、それほど難しい敵ではないようだ。あと少しで倒せそう!……と思ったところでゲーム終了。うーん、どうやら『シャドウ オブ ザ ダムド』も買わなければならなくなったようだ。

ゲームタイトル シャドウ オブ ザ ダムド
メーカー セガ
対応機種 プレイステーション 3、Xbox 360
ジャンル アクションアドベンチャー
発売予定日 2011年9月22日
価格 7,665円
CEROレーティング Z(18才以上のみ対象)
(C)2011 GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. Shadows of the Damned is a trademark of GRASSHOPPER MANUFACTURE INC. EA and the EA logo are trademarks of Electronic Arts Inc. All other trademarks are the property of their respective owners.

FFファンならノリノリでハマる『シアトリズム ファイナルファンタジー』

スクウェア・エニックスブースで楽しめた『シアトリズム ファイナルファンタジー』は、『ファイナルファンタジーXIII-2』試遊台の隣りにコーナーが設置されていた。本タイトルは、「ファイナルファンタジー」シリーズのI~XIIIまでの人気曲を、オリジナルのバトルやムービーシーンと共に楽しめるニンテンドー3DS専用のリズムアクションゲームとなっている。

少し狭いスペースに設置されていたが、プレイするための列は長く、注目度の高さがうかがえた

タッチスクリーンにタッチしたり、ペンを長押ししたり、指定された矢印の方向にスライドさせたりといった操作で手軽に楽しめるようになっている。しかも「ビッグブリッジの死闘」「片翼の天使」「素敵だね」など、どれも燃えた&感動した名曲ぞろい。

また、「初音ミク -Project DIVA-」シリーズのリズムアクションとは異なり、じっくりと画面のグラフィックや映像を楽しみながらプレイできるのも大きなポイント。難易度が上がれば画面を楽しむ余裕はなくなるかもしれないが、誰もが楽しめる「FFのリズムアクション」は、ぜひとも抑えておきたい逸品になること間違いなし。

ミスなくタッチやスライドを成功させることで、チェインコンボが発生。曲によっては召喚獣などのアニメーションが登場するご褒美も

ゲームタイトル シアトリズム ファイナルファンタジー
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 ニンテンドー3DS
ジャンル シアターリズムアクション
発売予定日 今冬発売予定
価格 未定
CEROレーティング 審査予定
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