LabsによるGoogleマップ活用術

Ajaxを駆使し、直感的な操作ができると話題になったGoogleマップ。その後も、ストリートビューやマイプレイス(旧称: マイマップ)機能・ルート案内など、さまざまな機能が追加されている。ひさびさにアクセスしてみると「いつの間にかこんな機能ができていたのか」ということも少なくない。

GoogleマップにもGmailと同様、Labsが公開されている。Gmail Labsと比較すると数こそ少ないものの、どれも有用なツールばかりだ。いままでちょっと面倒だな、と思っていた操作もLabsの機能を使うことであっさり解決することもありうる。ぜひチェックしてみてほしい。

まずはGoogleマップの使い勝手を向上させるLabsを簡単に紹介しよう。

  • 距離測定ツール
  • ここを表示
  • ドラッグ&ズーム
  • 緯度経度ツールチップ/緯度経度マーカー

ここでの動作環境は次のとおり。

  • OS: MacOS X 10.6.8
  • Webブラウザ: Google Chrome 13.0.782.112, Safari 5.0.5
マップ Labsは実験的機能を公開する場所となっており、サービスの継続提供は保証されないのであらかじめ注意されたい。

マップLabsを有効にするには

ご存知ない方のために、マップLabsを有効にする方法から紹介しよう。

マップLabsを有効にするには、Googleマップへアクセスし、画面右上部の設定アイコンをクリックする。表示されるメニューより、"マップ Labs"を選択する。

Googleマップの画面右上部の設定アイコンをクリックし、表示されるメニューより"マップ Labs"を選択する

ポップアップでGoogleマップのLabs一覧が表示されるので、あとは有効にしたいLabsを選択し、"変更を保存"ボタンをクリックして終了だ。Gmail Labsと同様、各Labsの有効/無効はラジオボタンで簡単に切り替えることが可能になっている。

各Labsはラジオボタンで簡単に有効/無効にできる。数が少ないからか、検索機能はないようだ

有効にしたいLabsを選択し、"変更を保存"をクリックして設定を完了する

以上の操作でマップLabsの利用を開始できる。Labsの組み合わせやWebブラウザによっては、Googleマップの動作がおかしくなる可能性もある。これらの機能を一時的に無効にする場合は、http://maps.google.co.jp/maps?ftr=0にアクセスすれば良い。