【レビュー】

ライカMマウント用レンズをGXRで使用できる「GXR MOUNT A12」

1 「GXR」初のレンズなしユニットが登場

    海津ヨシノリ  [2011/08/11]

    リリースされたばかりの「GXR MOUNT A12」の試作機と「GXR」本体をお借りし、Mマウントレンズでの撮影を色々と楽しんでみました。従来のGXR専用ユニットは、レンズと撮像素子、画像処理エンジンが一体化したものでしたが、GXR MOUNT A12は撮像素子と画像処理エンジンのみが搭載されたライカMマウントレンズ用ユニットとなっています。

    「GXR MOUNT A12」

    製品名 GXR MOUNT A12
    撮像素子 23.6×15.7mmCMOSセンサー(総画素約1,290万画素)
    有効画素数 約1,230万画素
    デジタルズーム 4倍
    ISO感度 ISO200~ISO3200
    価格 オープン(推定市場価格65,000円前後)

    ただし、膨大な数のMマウントレンズの中には一部装着できないものもあるのでご注意ください。これは「R-D1」などでも発生する問題です。とはいえ、今までのようにそれらを推測で判断するのではなく、キットに同梱されているレンズチェッカーを使うことで装着可能かを事前に確認することができるようになっています。オールドレンズを求めてショップめぐりをする場合には、ぜひともこのチェッカーを持ち歩きたいところです。

    想像していたよりも小さいボディは、Mマウントレンズと組み合わせてもバランスが良く、違和感はまったくありません。小さい割にはしっかりとした重みがあるので持ちやすく、撮影しやすいカメラだと感じました。軽すぎれば手ブレを起こしやすく、重すぎれば持ち歩くのに辛いという、難しいバランスを見事にクリアしているわけです。特に筆者が保有しているレンズでは、小さいレンズよりも28mmや50mmといった開放F値の小さくサイズの大きなレンズとの組み合わせが、バランスがとても良かったです。逆に小さすぎるレンズの場合はハンドグリップなどを装着した方が使いやすいかもしれません。

    GXR本体にGXR MOUNT A12を装着し、続けてコシナ製レンズ「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」を装着した状態。他のMマウントレンズとのバランスもよく、違和感はありません。ちなみにSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 AsphericalはLマウントレンズにMマウントアダプターを付けています

    レンズチェッカーを同梱している姿勢にメーカーの気遣いを感じました。このチェッカーによる確認をクリアすれば、頑固一徹で個性的なレンズが最新テククロジーを搭載したボディーで蘇るのです

    テスト撮影に際して必要なMマウントレンズは、セイコーエプソンの「R-D1xG」用に購入した次の4本で行う事にしました。ただし、後述するように15mmレンズが思いのほか大活躍となったために、21mmレンズを除く3本に絞って撮影を行っています。

    • コシナ「SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical」
    • コシナ「COLOR SKOPAR 21mm F4」
    • コシナ「ULTRON 28mm F2」
    • コシナ「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical」
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