【レポート】
GPS搭載デジカメが各社から発売される中、地図内蔵という圧倒的な優位性を持っているデジカメが、カシオ計算機の「EXILIM EX-H20G」(以下、EX-H20G)だ。撮影時の経度や緯度を画像内に埋め込むだけでなく、「カメラの地図画面で、撮影した位置と方向をその場で確認できる」のは、撮影者にとって大きな魅力。加えて、地図機能と連動したコンテンツを搭載できるという点も、まさにデジタルならでは。カメラがアナログ(フィルム)からデジタルに変わったことの意味と可能性を、改めて実感させてくれた--といっても過言ではない。
EX-H20Gは、光学10倍ズーム(35mm換算24~240mm)を備えた1,410万画素のデジタルカメラだ。「プレミアムズーム」機能と組み合わせることで、画質劣化を抑えて最大15倍までズームできる。また、GPSとモーションセンサー(自律測位)による「ハイブリッドGPS」を搭載し、屋内でも位置情報を取得できるのが大きな特徴だ。
そしてこのたび、EX-H20Gの地図連携コンテンツとして、高尾山/陣馬山の登山地図と撮影スポットを収録したEX-H20G専用SDカード、「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」が発売された。高尾山といえば話題のパワースポットであり、かのミシュランガイドでも"三ツ星の観光地"を獲得した、「今、東京近郊で一番登りたい山」の1つだ。
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「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」は、SDカード形態で販売。現在、カシオのオンラインショッピングサイト「e-casio」限定で販売中 |
通常のSDカードと同様、EX-H20Gに挿入して使う。ユーザーが撮影する写真も、このSDカードに記録される。カード容量は4GBと必要十分(うち収録コンテンツの容量は約45MB) |
「EX-H20Gだって、もともと地図や撮影スポットの写真が入ってるのでは?」
そう思われる方もいらっしゃることだろう。だが、EX-H20Gが標準で持っている高尾山周辺の情報と、追加地図コンテンツの情報では、その量、詳しさともに歴然の差があるのだ。以下に、その違いが分かりやすいように双方の画面を並べてみた。
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EX-H20Gが標準で持っている地図。最高倍率での距離指標は2km。さすがに登山の参考にはならない |
「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」の収録地図。縮尺は約2万5,000分の1で、最高倍率での距離指標は50m。登山道や等高線も詳細だ |
そこで今回、私はこの「追加地図コンテンツ 高尾・陣馬」のSDカードを入れたEX-H20Gを手に、子供たちを連れて週末の高尾山へと向かったのだった。登山の下調べも一切ナシ。判っているのは、京王高尾山駅の場所だけだ。……次ページ「ものすごく頼りになるEX-H20G」
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