青いファンのXtreme Edition

MSIの「N580GTX Lightning XE」は、電源を入れてから30秒間、ファンを逆回転させることで、クーラーに溜まったホコリを吹き飛ばすという面白い新機能を搭載したグラフィックスカード。吹き飛んだホコリがどこに行くのかは少し気になるところだが、ホコリの付着による冷却性能の低下を抑える効果はありそうだ。価格は68,000円~70,000円前後。

MSIの「N580GTX Lightning XE」。COMPUTEXの注目製品が早くも登場

大きな特徴はこの青い搭載ファン。ホコリ除去機能のほか温度も分かるという

「通常版」と「Xtreme Edition(XE)」との違いは、この搭載ファンとメモリ容量のみ。VGAクーラーはどちらも「Twin Frozr III」を採用しており、動作クロック等に違いはない。メモリは、XEでは2倍の3GBを搭載。またこのファンには温度センサーの機能もあり、45℃以上ではブレードの色が青から白に変化するという。

TERA推奨のRadeon HD 6950カード

MSIからは「R6950 Twin Frozr III PE OC」というグラフィックスカードも登場。VGAクーラーを「Twin Frozr III」にした新モデルで、コアクロックは「II」搭載モデルの810MHzから850MHzへと高速化されている。価格は33,000円~35,000円前後。ちなみに型番の「PE」は「Power Edition」のことであり、電源供給回路が6+2フェーズに強化されているのもポイント。

MSIの「R6950 Twin Frozr III PE OC」。MMORPG「TERA」の推奨モデルだ

電源供給回路が強化。リファレンスに比べ37%多く電流を流せるという