2011年3月12日に創刊されるコミック誌「月刊コミック アース・スター」(アース・スター エンターテイメント刊)。「表紙、巻頭グラビア、豪華付録に"スフィア"が登場」「『すーぱーそに子』や藤原カムイの連載」などで話題の本作だが、さらなる特典として用意される人気声優9名が出演するスペシャル付録CDにも大きな注目が集まっている。

このスペシャルCDには、連載作品と連動した「ラジオ」「ミニドラマ」「ささやきドラマ」などが収録されるが、今回はその中から「ミニドラマ『東京自転車少女。』」に出演する竹達彩奈と寿美菜子が収録後に語ったメッセージを紹介しよう。

「月刊コミック アース・スター」は2011年3月12日の創刊

付録CDには『東京自転車少女。』のミニドラマを収録

竹達彩奈と寿美菜子が語る「ミニドラマ『東京自転車少女。』」

竹達彩奈(左)と寿美菜子(右)

「ミニドラマ『東京自転車少女。』」は、「月刊コミック アース・スター」の創刊号より連載がスタートするわだぺん氏が描く「東京自転車少女。」の原作1.5話に相当するボイスドラマ。とある離島から練馬に転校してきた高校生の島野いるかが、ひょんなことから「自転車で東京をめぐる」という部活に入り、一癖も二癖もあるメンバーたちとともに「見た事のない東京」探しを始める……という「東京自転車少女。」のオリジナルエピソードとして収録されるミニドラマでは、主人公の島野いるか役を竹達彩奈、加藤さん役を寿美菜子が担当する。

――まずは「ミニドラマ『東京自転車少女。』」の収録を終えての感想をお願いします

竹達彩奈「いるか役の竹達彩奈です。いるかちゃんはすごく天真爛漫で、ちょっとマヌケな感じのほんわりとした明るい子だったので、早い時間の収録だったのですが、とても元気いっぱいにやらせていただけて、とても楽しかったです」

寿美菜子「加藤さん役の寿美菜子です。今回の収録は2人っきりだったので、それがまずすごく新鮮でした。2人でずっと喋っていくのですが、なかなか噛み合わない感じがあり、私自身も含め、加藤さん的にはけっこう熱くなった収録だったと思います」

――それぞれが演じたキャラクターの印象について教えてください

竹達「田舎っ子で、のんびりした子なんですけど、マイペースと言いますか、本当に天真爛漫で、クールで自分をすごく大事にする感じの加藤さんを引っ張り、引きずり込んでしまうぐらいのパワーを持っている子です。若干、イラ可愛いといいますか(笑)、そんな感じの子でした」

寿「加藤さんは見た目的にも、スタイルが良くて、髪もきれいなんですが、発言のひとつひとつがすごくしっかりしています。普通の人が相手だと、たぶん胸に刺さるような言葉だったりもしますが、相手がいるかちゃんだったということで、いるかちゃんの分厚いクッションに跳ね返されて、ちゃんと伝わっていないことのほうが多いような感じでした。そこがまた2人のチグハグ感、デコボコな2人という感じになっていると思いました」

――原作の第1話をご覧になった感想はいかがですか?

竹達「最初に読んだときは、主人公がどちらかわからなかったのですが(笑)、それぐらい、いろいろな視点から読める作品だなって思いました。すごく可愛らしくて、すごく温かい感じのする作品なのですが、私が読ませていただいたのは、まだ文字が手書きのものだったので、よりいっそう温かい感じがして、ほんわかしながら読ませていただきました」

寿「一言目から『東京嫌い』というところが、自分自身すごく衝撃ではあったのですが、第1話は、そんな加藤さんの目線から始まって、いるかと出会い、この物語をナビゲートしていく役割になっているんだなと思いました。どうしても自分の演じる加藤さん目線で読んでしまうところもあったのですが、いるかとのギャップ、2人の間や空気感の違いなどが、絵を見るとより楽しんでいただけるのではないかと思います」

――この作品は「自転車」がテーマになっていますが、何か自転車にまつわるエピソードなどがありましたら教えてください

竹達「自転車は怖い乗り物だと思っていて、よく人にぶつかったりするんですよね。十字路とか本当に怖くて、調子に乗っていると、自分では自分の道が正しいみたいな勘違いをして、相手も同じような勘違いをしていて、それでぶつかりそうになったり……。そのときにブレーキがかけられなくてすごく焦ります(笑)」

寿「自転車は、自分のリリースのときにミュージックビデオで使ったりもして、なぜか身近なアイテムになっています。その撮影のころはまだマイ自転車を持っていなかったのですが、とある新年会で自転車が当たりまして、今年はその自転車を乗り回したいと心に決めております」

――それでは最後にファンの方へのメッセージをお願いします

竹達「今回から創刊される雑誌、そして新しく載る作品ということで、そんな記念すべき号に載せてもらえて、しかもいるかちゃんを演じさせていただくことができて、とてもうれしかったです。マンガとドラマCDではまたちがった楽しみ方ができると思いますので、どちらも楽しんでいただけたらいいなと思います」

寿「記念すべき始まりなので、ありがたく思っております。第1話を読んだときは、どんな声だろうとまだ想像できないかもしれませんが、そういうときは、ぜひドラマCDを聴いてみてください。逆にドラマCDを聴いてから本編を読んでいただくという楽しみ方もあるのではないかと思いますので、どちらもよろしくお願いします」

――ありがとうございました

■「東京自転車少女。」作品概要
とある離島から練馬に転校してきた高校生の島野いるか。15年間、島から出た事がなく、『東京』に強い憧れを抱くいるかは、ひょんな事から『自転車で東京をめぐる』という部活に入る事に。一癖も二癖もあるメンバーたちと共に、『見たことのない東京』探しが始まる! わだぺん。がお贈りする、『東京』×『自転車』×『少女』。一石三鳥新発見コメディがここに!
あなたの知らない東京、自転車で見つけませんか? (美少女同伴)

「月刊コミック アース・スター」は2011年3月12日の創刊で、毎月12日発売、価格は500円。