【レポート】

フルオーケストラとの融合で水樹奈々の新たな魅力が全力全開! 「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA-」

    竹間葵  [2011/02/05]

    フルオーケストラをバックに水樹奈々が熱唱

    2010年末には2年連続2度目のNHK紅白歌合戦に出場するなど、声優としてもアーティストとしても絶好調の水樹奈々だが、2011年1月22日(土)と23日(日)の両日には、神奈川・横浜の横浜アリーナにて、2011年初のライブイベント「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA-」を開催した。

    今回のライブは、「-ORCHESTRA-」のタイトルどおり、フルオーケストラをバックに行うといったもので、水樹の新たなるライブパフォーマンスに注目が集まり、両日ともにおよそ15,000人のファンが集結した。演奏を務めたのは東京ニューシティ管弦楽団で、指揮は藤野浩一氏が担当。ライブはまずオーケストラによるヴァイオリン協奏曲で幕を開けた。

    オーケストラの演奏に青いサイリウムの波といった、一見ミスマッチな状況の中、オープニングナンバーとなる「天空のカナリア」のイントロとともに水樹奈々が登場。「天空のカナリア」に相応しく、空を飛んで(天井から吊られて)の登場に、会場からは大きな歓声がおこる。

    水樹奈々、宙を舞う

    「Tears' Night」のあと、「皆様、こんばんわ」とオーケストラの雰囲気にあわせておしとやかに挨拶する水樹だが、おしとやかさも最初だけで、ここからは一気にいつものペース。およそ90人という圧倒的なオーケストラの存在感にも負けないパワフルなステージを展開する。そしてオーケストラの演奏と水樹の歌声が、いつもとはちがった空気感を生みながら、観客を新たな魅力へと誘っていく。

    MCでは紅白歌合戦でのエピソードなどを交えつつ、「テルミドール -Vingt-Sept-」などの懐かしめの曲から、「PHANTOM MINDS」まで、新旧のナンバーを織り交ぜつつ、ライブは進行する。途中、「Justice to Believe (MUSEUM STYLE)」では、GRACEスペシャルトロッコに乗って会場を半周し、アリーナ中央に設置されたステージに舞台を移してのアコースティックコーナー。ここでは、水樹のバックバンドであるcherry boysのメンバーを従え、ピアノ&アコースティックギター&パーカッションをバックに、「オルゴールとピアノと」や「LOOKING ON THE MOON」などを披露する。

    再びメインステージへと舞台を移すと、ここからはオーケストラ&cherry boysの演奏をバックにラストスパート。「Orchestral Fantasia」や「ETERNAL BLAZE」などで一気に盛り上がったあと、さらにアルパ奏者の上松美香をゲストに迎えた"最強"のメンバーで「Heart-shaped chant」を歌い上げる。そしてMCで「みんな、名前を呼んでください」と呼びかける水樹。会場からは「奈々ちゃ~ん」という声が響く。「奈々という名前は、私の大好きなパパが付けてくれた名前で、名前を呼ばれるたびに、すごく幸せな気持ちになります」と涙を浮かべながら語りかけ、「深愛」でライブ本編を締めくくる。

    そして当然のごとく巻き起こるアンコールの声。ふたたびステージに登場した水樹は、まず「SUPER GENERATION」を熱唱する。MCでは、4月13日にニューシングルが2枚同時に発売されること、そして5月7日の福岡を皮切りに、北海道や新潟、岡山などを含む全国14カ所を廻るツアーが決定したことが報告された。5月からのツアーは、水樹曰く「水樹史上最長のツアー」ということで、ラストを飾る7月24日の埼玉スーパーアリーナまで、およそ2カ月半に渡る長期ツアーとなっている。

    ニューシングル&ツアー決定の報にわきあがる中、「歌える喜びと歌が大好きだっていう気持ちを込めて」、ライブのラストナンバーとなる「Sing Forever」を歌い上げる。そして、オーケストラを含めてすべてのメンバーがステージを下りてもまだまだ物足りない観客からの「もう一回」コールに応えて、あらためてステージに姿を見せた水樹は、いつもならアンコールの最初に行う「シャッス!」をここで披露。そして、会場と一体となってアカペラで「POWER GATE」を合唱し、およそ3時間のライブの幕を閉じた。

    「NANA MIZUKI LIVE GRACE 2011 -ORCHESTRA-」セットリスト(1/23分)

    ヴァイオリン協奏曲
    M-01 天空のカナリア
    M-02 Tears' Night
    M-03 undercover
    M-04 ファーストカレンダー
    M-05 テルミドール -Vingt-Sept-
    M-06 PHANTOM MINDS
    M-07 MARIA & JOKER
    【映像】-あの日夢見た願い-
    M-08 Justice to Believe (MUSEUM STYLE)
    M-09 オルゴールとピアノと
    M-10 LOOKING ON THE MOON
    M-11 大好きな君へ
    M-12 Astrogation
    ボレロ
    M-13 Orchestral Fantasia
    M-14 ETERNAL BRAZE
    M-15 Crystal Letter
    M-16 Heart-shaped chant (guest:上松美香)
    M-17 深愛 (guest:上松美香)
    ENCORE
    EN-01 SUPER GENERATION
    EN-02 Sing Forever
    W-ENCORE
    WEN-01 POWER GATE (アカペラver.)

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