【レポート】

OracleのJava戦略はサーバサイドに制限される - あるITアナリストの見解

    後藤大地  [2011/01/25]

    Java Programming Language

    ForresterのアナリストであるJohn Rymer氏およびJeffrey Hammond氏がJavaに関する調査結果を公表した。両氏の分析によればJava SE 7や8など直近のリリースに大きな変更は見られないが、以降のJavaはエンタープライズの分野に限定されたプログラミング言語という位置づけに変貌していくだろうと説明している。

    Sun Microsystems時代のJavaはPC、組み込み、モバイル、エンタープライズなどさまざまな分野をターゲットにしたプログラミング言語として開発が実施されてきた。SunがOracleに買収されてから、Oracleはビジネス上の観点からエンタープライズでの用途への投資に積極的で、ほかの分野に対して注力する姿勢をみせていない。OracleにとってはエンタープライズにおけるJavaがもっとも期待できる収益源となるからだ。

    変わることのないTCKによる制限、JCPからApacheの脱退、開発競争の対象がJavaそのものからフレームワークやミドルウェアへ変っている、学生がはじめに学ぶプログラミング言語がJavaからJavaScript/HTML5へ変わりつつある、といった状況の変化もあり、Javaは今後これまでのような一般的なプログラミング言語という位置づけから、サーバサイドで動作するプログラミング言語という位置づけに変っていくだろうと指摘されている。

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