【レポート】
千葉県 幕張メッセにて開催された映像・放送業界向けの展示会「Inter BEE 2010」。この出展アイテムのなかから、フォーカルポイントコンピュータが開発中のフォローフォーカスユニットを紹介する。
カメラサポートシステム「ikan Elements」の輸入代理を行なうフォーカルポイントコンピュータのブースでは、フルカスタムされたEOS 5D mark2が展示してあった。このなかで注目を集めていたのは、現在開発中のフォローフォーカスユニット。この製品はikan Elements製ではなく、クリエイターの時任貴久氏が開発を行なっているとのこと。Inter BEE会場では、時任氏に話を伺うことができた。
この製品では、フォローフォーカスユニットの歯車の部分にモーターを取り付け、それを有線のリモコンで遠隔操作することができる。開発中のリモコンにはダイヤルと液晶モニターが付いていて、液晶には現在のフォーカス地点を数値化した数字が表示されていた。リモコンのダイヤルを回すとフォローフォーカスユニットのモーターが同時に回転するのだが、回転の速度は現在5段階用意しているとのこと。小さな手の動きで一気にフォーカスを合わせることも、ジリジリと低速でフォーカスを合わせることも可能。さらにフォーカスリングの回転はモーターが行なっているため、回転は自動化可能。リモコン上で開始位置と終了位置を決めておけば、ユーザーがそれ以上いくら回してもモーターは停止するのだ。このような製品は業務用では発売されているが、価格はかなり高額で数十万もするものが多い。時任氏によると、「まだ価格は決まっていないが、誰でも買えるような価格で提供したい」とのこと。製品化に向け、まだまだ課題は残っているそうだが、2011年にはなんらかの発表があるそうだ。このような開発中の機材を見れるのも、InterBEEの魅力だろう。
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