NTTドコモから登場したタブレット端末「GALAXY Tab(SC-01C)」は、アップルのiPadと同様に、大型画面を搭載した端末だ。スマートフォンより大きな画面で、よりインターネットとの親和性が高く、さらに電子書籍などの今後のサービスへの対応も期待される製品となっている。今回はGALAXY Tabの機能をチェックしてみよう。

なお、GALAXY Tabの外観などはフォトレビューを参照して欲しい。また、スマートフォンの「GALAXY S」と同じ機能については、そちらのレビューに詳細が記載されている。

GALAXY Tab

より持ち運びに適した軽量ボディ

GALAXY Tabの最大の特徴は、なんと言ってもその画面の大きさだ。画面サイズは約7インチで、解像度は1,024×600ドット。解像度はiPadと同等で、画面の見栄えや明るさ、視野角など液晶品質も同じくらいと言って差し支えないだろう。

画面が大きく、見やすい液晶。GALAXY Sとは異なって有機ELではないが、十分見やすい

重量はiPad(Wi-Fi+3Gモデル)の半分程度だ。本体サイズは191(H)×121(W)×12.1(D)mm、約382gとなっており、iPadより一回り小さい。軽量・コンパクトなボディを実現したため、片手でも何とか持てるし、バッグに入れても邪魔になりにくい。可搬性はGALAXY Tabの方がiPadより上だ。

画面サイズはiPadの9.7インチには及ばないが、それでもスマートフォンの3~4インチ程度に比べれば大きい。Webサイトも快適に閲覧可能だ。ちなみに、iPadと同じWebkitベースのブラウザを採用している。加えて、執筆時点で最新OSとなるAndroid 2.2(Froyo)を搭載したことでFlashもサポート。iPadでは表示できなかったPCサイトも問題なく閲覧可能だ。動作周波数は1GHzのCPUを搭載しているので、快適に動作する。