Opera’s newest Web browser introduces a new technology platform, Opera Unite, allowing you to stream music or share files, photos and more, right from the browser.

次期Operaへ向けた最新ベータ版となるOpera 11 Betaが公開された。Opera 11で導入される新機能は次のとおり。

  1. タブスタック機能
  2. アドレスフィールドのセキュリティ機能強化
  3. エクステンションのサポート
  4. ビジュアルマウスジェスチャーの導入
  5. パフォーマンスの改善
  6. HTML5サポートの拡大
  7. 自動アップデート対象の拡張
  8. Google Suggest対応機能の取り込み
  9. クリック後Flashコンテンツ読み込み機能の追加
  10. メールサポートの拡張
  11. Opera 10.60よりも30%サイズを縮小

Windows 7で動作するOpera 11 Beta

いくつものタブを展開した状態のOpera 11 Beta

Operaはこれまでほかのブラウザに先んじて新機能の追加に取り組んできた。Opera 11 Betaでは最初にタブブラウザとしてのOperaを広めるきっかけになった「タブ機能」そのものがさらに拡張された。Opera 10ではタブにサムネールを表示する機能が追加されたが、Opera 11 Betaではタブをひとまとめにする機能が追加されている。

Opera 10で導入されたビジュアルタブ

Opera 11 Betaで新しく追加されたのは「タブスタック」と呼ばれる機能。名前のとおり、タブをほかのタブの上に積み重ねてまとめておくことができる。

タブをほかのタブの上に移動させると、そのタブの上に移動させたタブが重なるようになる。重なった状態にあるタブの上にマウスをおいておくと、重ねられたタブが展開して表示されるようになる。または、重ねられたタブの右端に表示される矢印ボタンを押すことでタブを展開したり、ふたたび重ねた状態に戻すことができる。重ねあわせたタブ同士をさらに重ねることも可能。

タブを重ねあわせた状態。マウスをおいておくと展開表示される

重ねたタブは右端の矢印ボタンを押すことで展開したり元に戻すことが可能

タブをグループ分けする機能はIE8で導入されているほか、ほかのブラウザも関連したタブが近場にまとまるように処理が工夫されている。しかしタブが増えてくると、タブの幅が短くなり対象を判別することが難しかった。Opera 11 Betaで導入されるタブスタック機能をつかうと、関連するタブを明示的にまとめておくことができ、開くタブの数が多くなった場合にも管理しやすくなる。