Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

シェアの上でいまもっとも成長しているブラウザがChromeだ。ほかの主要ブラウザもユーザ数を伸ばしてはいるが、全体の割合でみるとChromeの成長が抜きん出ている。これまでエクステンションの存在からほかのブラウザに移れなかったユーザや開発者も、Chromeがエクステンションに対応してからメインのブラウザを変更するようになってきたようだ。

すでに数多くのChromeエクステンションが登場している。なかにはGoogleが公式に公開しているエクステンションもある。Googleが提供しているほかのサービスと連動するものだが、Googleが公式に提供していること、今後も開発の継続や機能の拡張が望めることなど注目すべきものといえる。Google adds its own Calendar, Docs, YouTube extensions to Chrome - Betanewsにおいて、最近Googleからリリースされた次の3つのエクステンションが紹介されている。

どのエクステンションも完成品と呼ぶには機能が足りないが、今後の開発で機能の充実が期待できる。Web Clipboardエクステンションについては以前紹介した。ここでは残りの2つを紹介する。

Google Calendarエクステンション動作例。スケジュールをChromeでチェックできる。

スケジュールの新規追加の可能。サポートしているサービスであれば、自動的にスケジュールに取り込むこともできる。

Google Calendarエクステンションをインストールすると、Chromeからスケジュールをチェックできるようになる。また、まだ不完全な状態だがWebサイトやWebアプリケーションで使われているスケジュールやイベントデータを自動的にGoogle Calendarに取り込むこともできる。より多くのサイトやサービスに対応するようになれば、Chromeを経由してすべてのスケジュールをGoogle Calendarに集約するといった処理が簡単に実施できるようになる。

YouTube Feedは最初の利用時にはログイン処理が必要になる。

登録しているフィードが更新されると、そのフィードをChromeから閲覧できるようになる

YouTube Feedは登録してあるフィードをChromeからチェックできるようになるというもの。YouTubeを頻繁に活用しているユーザにとってはかなり便利な機能。今のところYouTube Feedそのものから動画を閲覧することはできず、新しく閲覧用のタブが開く形式になっている。