今回試用したRNDU4000-100JPSはHDDを標準装備しないベアボーンタイプのため、まずはスロットにHDDを取り付ける。取り付けは4ヶ所を付属のネジで止めるだけなので、プラスドライバーが1本あればOK。スロットを戻してLANケーブルおよび電源ケーブルを接続し、電源ボタンを押せば自動で初期設定が開始される。

こちらが抜き出したスロットと取り付けるHDD。取り付けは4ヶ所を付属のネジで止めるだけでOK

本体がHDDの設定を行っている間に、付属のCDから「RAIDar」をインストールしておこう。こちらのインストールもウィザード形式の簡単設計となっており、本体の設定が終わった段階で起動すればネットワーク上のRNDU4000-100JPSを自動検出してくれる。ソフトウェア上の「設定」ボタンを押すと、そのまま設定画面への移行が可能だ。

本体下部の液晶に「Awaiting RAIDar.」と表示されたら、付属ソフトウェア「RAIDar」から認識できる状態だ

本体で初期設定を行っている間に、付属のCDからRAIDarをインストール

本体の設定が終わった段階でRAIDarを起動すると、ネットワーク上のRNDU4000-100JPSが自動検出される。「設定」ボタンを押せば設定画面への移行が可能だ

基本設定もウィザード形式となっており、必要な項目を入力して「次へ」で進めていこう

セットアップウィザードに従って時刻や管理者パスワードなどの基本設定を済ませたら、アドバンスコントロール画面から「サービス」→「インストール済みのアドオン」を選択。「ReadyNAS Remote. Access your ReadyNAS from the internet」にチェックを入れ、「Manage ReadyNAS Remote」をクリックしよう。「ReadyNAS Remote」とは、インターネット上からReadyNAS Ultraを利用できるようにする独自のリモートアクセスツール。これを使うことにより、暗号化された環境下で簡単に遠隔地からのアクセスが可能になる。自宅でNAS内のデータをドラッグ&ドロップするのと同じことが、この「ReadyNAS Remote」を使えば、いつでもどこでも実現できる。自宅にいるのと同じ要領でデータを簡単に操作できるので、外出先で「自宅にあるデータがほしい」というようなときに大変便利だ。

ReadyNAS Remoteの設定は、ユーザー名とメールアドレスを入力するだけでよい。あとはReadyNASの公式サイトからクライアントソフトをダウンロードし、普段持ち歩くノートPCなどにインストールしておこう。Windows用やMac用だけでなく、iPhone用のアプリが用意されているのもポイントといえる。

基本設定を済ませたら、アドバンスコントロール画面から「サービス」→「インストール済みのアドオン」を選択する。「ReadyNAS Remote. Access your ReadyNAS from the internet」にチェックを入れ、「Manage ReadyNAS Remote」をクリック。ユーザー名とメールアドレスを入力後に「保存」ボタンを押せば「ReadyNAS Remote」の設定が完了する