OpenID allows you to use an existing account to sign in to multiple websites, without needing to create new passwords.

便利なWebサービスやWebアプリケーションが日々登場しているが、これは管理しなければならないユーザ名とパスワードが増え続けることを意味している。毎日利用するサイトであっても、ときどきしか使わないサイトであっても、アカウントはアカウントだ。個別にアカウントを作成しなければならない。この問題はWebアプリケーションへの依存度が高くなるにつれて避けることのできない問題となる。

こうした問題に対する取り組みのひとつにOpenIDがある。OpenIDを使えばOpenIDに対応したアカウントでほかのOpenIDに対応したサービスにログインできるようになる。28日(米国時間)、またひとつ大規模サービスがOpenIDに対応した。今後はGoogleのアカウント(Gmailのメールアドレスとそのパスワード)を使ってFlickrにログインできる。

Flickrのサインインページの下にあるリンクをクリック

Googleのボタンが表示されるので、このボタンをクリック

Gmailのアカウントとパスワードを入力してサインイン

情報へのアクセスを許可するかどうか聞かれるので、許可する

最初の一回だけは必要な情報を入力する必要あり

以後はサインインページのGoogleボタンからログインできる

Flickrはインターネットでもっともよく活用されている写真共有サービスのひとつ。FlickrはYahoo!に買収されてからYahoo!のアカウントを使ってのログインが可能になっていた。Gmailのアカウントからのログインが可能になったことで、これまでよりも多くのユーザがFlickrを扱いやすくなる。すべてのWebサービスがOpenIDに対応しているわけではないが、多くのWebサービスがOpenIDの活用を模索している。