Ubuntu is a community developed operating system that is perfect for laptops, desktops and servers.

UbuntuのデフォルトのファイルマネージャはNautilusだ。GNOMEで採用されているデフォルトのファイルマネージャで、必要十分な機能を提供してくれる。GUIのまま使っているならNautilusで困ることはほとんどないはずだ。しかし、ターミナルなどのCUIを使うようになると、デフォルトのNautilusは少々扱いにくいことがある。

ターミナルをよく使うユーザが戸惑うのは、Nautilusでファイルを探し回ったあと、ターミナルで作業しようとして今後はターミナルでcdコマンドで移動したり、補完機能を使って対象となるファイルやディレクトリのパスを入力するところにある。Nautilusとターミナルは連動していないので、個別に操作する必要があるわけだ。ドラッグ&ドロップでNautilusからターミナルにパスをコピーすることもできるが、cdコマンドを入力するなどひと手間必要だ。

このあたりの機能を簡単に連動してくれるアプリケーションにNautilus Elementaryがある。UIの変更とほかの機能追加も実施してくれる。Nautilusをさらに使い込みたい場合には使用を検討してみたいソフトウェアだ。ただし、このアプリは一旦インストールしてしまうと、アンインストールするのが難しい。まずはVirtualBoxなどの仮想環境で試してから、気に入った場合に実機で利用するといった形にしてみてほしい。

Nautilus Elementaryのインストール方法は次のとおり。

sudo add-apt-repository ppa:am-monkeyd/nautilus-elementary-ppa
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade

Nautilus Elementaryをインストールしたら、一旦Nautilusを再起動する。次のようにUIが変更されることを確認できる。

Ubuntu 10.10のデフォルト状態のNautilus

Nautilus ElementaryをインストールしたあとのNautilus

ズームが右下へ移動したほか、ツールバーの内容が変更されている。メニューの内容も変更されている

F7を押すか、表示メニューからEmbed Terminalを選択するとターミナルが表示される

小気味よいのはNautilusにターミナルが統合された機能だ。F7を押すか、表示メニューからEmbed Terminalを選択すると表示される。このターミナルのカレントパスはNautilusのアイコンで表示しているパスと連動している。アイコンをクリックして辿っていった場所が常にターミナルのカレントパスになっている。ファイルを探していって、lessやvimで中身を確認したいとか、なにかコマンドを適用したいとか、そうした作業をシームレスに実施できる。

ターミナルは好みにあわせて変更可能

設定ダイアログに「Tweaks」というタブが追加され、Nautilus Elementaryの設定を変更できるようになっている

Nautilus ElementaryではF4を押すことでクラッターフローと呼ばれるiTunesでのアルバムフロー表示のようなUIを表示することもできる。ただしこの機能はNVIDIAドライバのようにOpenGLが利用できるドライバとH/Wを利用している必要がある。Zeitgeist(サイトガイスト)との連動機能も用意されている。