UNiGiNE Heaven Benchmark Version 2.1(グラフ13)

Unigine Corp.
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DirectX 11に初めて対応したということで有名になったUNiGiNEのHeavenであるが、Version 2.0ではTesselation周りの強化を含む様々な改良と改修がなされており、特に今回テストに使ったTessellationのExtreme Modeは「今後1~2年に出てくるDX11対応ビデオカードで実用になるHardware Tessellationを想定した」ものである。

というわけで結果を見たところ、見事にこれが反映されるものになった。今回、Radeon HD 6870がもっとも高いスコアを出したテストは2つしかないのだが、そのうちの一つがこれである。理由は簡単で、Photo10の話がそのまま出ているのだと思う。これはRadeon HD 6850も同じで、微妙に下回るとは言えほぼRadeon HD 5870並のフレームレートを実現しているあたり、効果が知れようというものだ。(ちなみにグラフには示さないが、TessellationをNormal Modeにするとフレームレートそのものが1920×1200でも8fps程度向上し、Radeon HD 6870と殆ど変わらないあたりまで性能が改善するあたり、いかにTessellationが重い処理かが偲ばれる)。