こちらが「魂AR」。STARTをタッチするとカメラ機能に切り替わる。iPhone3GSとiPhone4に対応。価格は無料

秋葉原UDX内のAKIBA_SQUAREにてバンダイのフィギュア展示会「TAMASHII NATION 2010」が開催された。会場内では、iPhoneのAR(拡張現実)アプリ「魂AR」体験コーナーが設置された。

「魂AR」はバンダイナムコゲームスが開発を担当した、魂ウェブ公式アプリ。通常時は専用のマーカーをプリントアウトして、iPhoneのカメラを通すと、マスコットのシイタマ君が浮かび上がるようになっている。今回の会場では『コードギアス 反逆のルルーシュR2』からランスロット・アルビオン、『デジタルモンスター』シリーズからオメガモンという2体の人気キャラクターが、魂AR用に登場。会場に掲げられたマーカーをカメラで映すことで、両キャラクターの勇姿を見ることができた。

「TAMASHII NATION」会場の奥のほうにARマーカーが……

AR用のマーカー。こちらはオメガモンのもので、データ量が大きめなので、マーカーを2点映すことで安定してダウンロードができる(※この画像でAR機能を体験することはできません)

多彩なキャラクターの造形物を手掛けるバンダイコレクターズ事業部だが、今回は商品化されているキャラクターから、小さな画面で見てもはっきりわかる、シンプルで力強いフォルムを持ったオメガモンとランスロット・アルビオンをセレクト。魂ARの担当者によれば、「今後もこうした展示会でARを活用していきたい」とのこと。

iPhoneを通して見るとこんな感じ。オメガモンは会場に展示されたフィギュア用のデータをベースに制作されている。マントがたなびく動きも再現されている

ランスロット・アルビオン。会場上空に飛来といった趣で、小型で飛行可能という同機体の作中設定がうまく活用されている

魂ARはRSS機能も備えており、ARだけでなく魂ウェブの最新ニュースもチェックできるようになっている