パーソナルユーザー向け画像編集・加工ソフト「Adobe Photoshop Elements」の新バージョン「Photoshop Elements 9」を、新機能を中心に今回も徹底レビューしていきたい。これまで、「コンテンツに応じた修復」、「Photomerge Panorama」、「レイヤーマスク」、-「Photomerge Style Match」と、Photoshop Elements 9の便利な新機能を紹介してきた。今回は、写真館仕上げのポートレートなどが手軽に作成できる「ガイド付き編集」の新機能の中から、「ポップアート」と「ロモカメラ効果」を紹介していきたい。
「Adobe Photoshop Elements 9」体験版はこちらから
ガイド付き編集で写真館仕上げのポートレートも作成可能
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ガイド付き編集の「楽しい編集」 |
Photoshop Elements 9には、初心者でも手軽にフォトレタッチを楽しめるよう、「ガイド付き編集」機能が用意されている。この機能では、説明に従ってボタンを押したり、スライダでパラメータを調整するだけで、さまざまな編集作業が行える。機能自体は旧バージョンからあったが、今回は新たにガイド編集独自の「楽しい編集」という項目が追加された。「楽しい編集」に含まれているのは、「ポップアート」、「ロモカメラ効果」、「反射」、「枠からはみ出させる効果」、「顔写真をきれいに」の5種類。それぞれの効果を紹介していきたい。
ポップアート
カラー画像をポップアート風に変換する。画像を複製して、異なる配色にすることも可能だ。
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元画像 |
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ポップアート風に簡単に変換 |
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さらに複製して異なるポップカラーで彩色 |
ロモカメラ効果
トイカメラで撮影したような雰囲気を再現するロモカメラ効果。周辺光量を下げるビネット効果や、クロスプロセス現像(ネガフィルムをポジとして現像/またはその逆)の効果を簡単に加える。
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元画像 |
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クロスプロセス画像に変換 |
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ビネットを適用して周辺光量を下げた状態 |
今回はここまで。次回は、「ガイド付き編集」の新機能の中から「反射」、「枠からのはみ出させる効果」、「顔写真をきれいに」、などを紹介する予定だ。
