IE9 Beta、CSS 2.1互換率97.7%

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IE9 Beta、CSS 2.1互換率97.7%

後藤大地  [2010/10/12]

Windows Internet Explorer 9

MicrosoftはIE9を標準規約や標準技術にもっとも準拠したブラウザとしてリリースするべくW3Cなどの標準化団体に参加し、積極的に規約の策定やテストのコントリビュート、そしてブラウザ実装の改善を進めている。特にCSS 2.1への力の入れようには目を見張るものがあり、すでにかなり高いレベルでの規約準拠を実現しつつある。CSS 2.1およびそのテストツール、ブラウザの対応状況などがCSS 2.1 Implementation Reports - IEBlogにおいて報告されている。

ワーキンググループは9月17日(協定世界時)にCSS2.1 Conformance Test Suiteの準備リリースを発表。主要ブラウザに対して同テンプレートを使った実装互換報告を1ヶ月以内に提供することを求めた。この報告通りにことがすすんだ場合、18日までに主要ブラウザにおけるCSS 2.1の対応状況(同試験ツールを使った互換性割合)が明らかになる。

MicrosoftはすでにIE9 Betaを使った試験を実施し結果を報告している。報告によればIE9 Betaは19,403ある試験項目のうち18,960の試験に合格しており、全試験の97.7%をクリアしていることになる。執筆現在で報告があるのはIE9 Betaのみで、ほかのブラウザからの報告はみられない。

MicrosoftはWebサイトやWebアプリケーションを開発するにあたって独自路線技術の提供を緩め、これに代わるかたちで標準規約や標準技術の採用を進めている。今後のWebページやWebアプリケーションはHTML5、CSS3、JavaScriptが大きな役割を担うとみられており、こうした技術において優れた土台を築く狙いがある。特に基本的なWeb UIはCSSが基幹の技術になるとみられており、この部分へのコミットはMicrosoftとしても看過できない。

インタラクティブでより優れたエフェクトを簡単に実現できるCSS3はまだ策定段階にあるが、すでにほとんどの主要ブラウザがその機能の一部の実装をはじめている。CSS3の機能の実装とほかのブラウザとの互換性を実現するには、まずその基盤となっているCSS 2.1の実装が堅牢でほかのブラウザと高い互換性を実現しておく必要がある。MicrosoftがCSS 2.1へ熱を入れているのにはこうした背景がある。

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