【ハウツー】

LightSwitchで業務アプリケーションを簡単に作ってみよう

1 マイクロソフトの最新技術を用いるLightSwitch

    青木淳夫  [2010/10/04]

    LightSwitchはマイクロソフトが新たに公開したアプリケーション構築環境です。LightSwitchを使用すれば、データのCRUD(追加・更新・参照・削除)を行うSilverlightアプリケーションを素早く作れるようになります。マウス操作だけでデータ構造と画面を設計できるので、コーディングをほとんど行うことなく、デスクトップでもWebでも動作するアプリケーションを簡単に開発できます。

    今回は、LightSwitchのBeta1を用いて、インストールからアプリケーションの開発まで説明を行います。今後のバージョンではLightSwitchのBeta1と機能が変更される可能性があるので、注意してください。

    LightSwitchとは

    まずは、LightSwitchの技術基盤から見ていきましょう。以下の図のように、LightSwitchでは、Silverlight、ASP.NET、WCF Ria ServicesといったWeb技術を用いています。こうしたマイクロソフトの最新技術を用いることによって、使い勝手の良いRIAアプリケーションを構築できます。そのほか、Entity Framework、MEF、XAML、MVVMといった技術も用いていますが、これらの知識がなくてもLightSwitchの開発ができるようになっています。

    LightSwitchの技術基盤

    また、LightSwitchには次のような特徴があるため、業務アプリケーションを素早く組み立てることができます。

    • データ構造(テーブル)はGUIで設定
    • 画面の項目はGUIで設定
    • 画面のUIにてテーマとシェルで切り替え可能
    • Silverlightによりブラウザでもデスクトップでも動作する
    • 複雑な処理はC#とVB.NETにてカスタマイズ可能
    • DB(SQL Server)、SharePoint、WCF RIA Serviceといったデータソースを使用可能

    LightSwitchの入手とインストール

    LightSwitchはMicrosoftのWebサイトから無償で入手できます。

    インストールが成功すれば、LightSwitch用のプロジェクトテンプレートがVisual Studio 2010(以下、VS2010)に追加されます(もしVS2010が存在しなければ、VS2010のシェルもインストールされます)。

    LightSwitchのインストール画面

    追加されたLightSwitchのテンプレート(VB.NET/C#)

    アプリケーションの例

    LightSwitchアプリケーションの構成イメージは下図のようになります。

    LightSwitchのアプリケーション構成

    LightSwitchで開発するにあたって、まずは「データ」と「スクリーン」の2つの概念があることを把握しておくとよいでしょう。開発する際はこの2つを編集することになります。

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