Evernoteの良さは、あらゆる端末、あらゆる環境でノートの作成や確認を行えるという汎用性だ。スマートフォンではiPhone、Androidに加え、BlackBerryやWindows Mobileもサポート。さらにタブレット端末のiPad用のアプリも提供している。今回はiPad版Evernoteの使い勝手を紹介しよう。

スマートフォンで「Evernote」を徹底活用!!

第1回 iPhone編  第2回 Android編  第3回 iPad編

9.7型の大型画面を活かした画面設計

iPad版Evernoteは、9.7型の大型画面を生かした設計になっているのが特徴だ。起動するとサムネイルとタイトル、日付、タグの一覧が表示される。本体を横に倒してもUIは同じで、縦横いずれでも同じスタイルで利用できる。

iPad版のEvernoteのサムネイル画面。縦横どちらの画面でも一覧性がいい

画面上部には「すべてのノート」「ノートブック」「タグ」「場所」「検索」の5つのタブが表示され、検索ボックスも常時表示される。「すべてのノート」タブでは、「オプション」からノートの並び替えが可能で、日付やノートブック別などの並び替えが選択できる。

並び替えの画面。日付別、題名別、ノートブック別などでグループ化して表示してくれる。タイトルなどを表示しないサムネイルだけの表示も選択できる

下部の「レーダー」のようなアイコンをタッチするとEvernoteのアカウントなどの画面になる

「ノートブック」タブでは、選択したノートブックの中に含まれるノートだけを確認できる。「タグ」タブも同様にタグごとにノートを表示。「場所」タブは、位置情報が記録されたノートを地図上に表示できる。「検索」タブは、検索語を保存してその結果をいつでも呼び出すことができる。

ノートブックタブ。タグも同じようなUIで、ノートのアイコンにタッチすると1画面表示モードになる

地図でノートの場所を閲覧できる場所タブ