【ハウツー】

「Adobe Photoshop CS5」新機能徹底攻略 「半径スライダで境界線を調整」編

    T_SAEKI  [2010/08/27]

    「Photoshop」の最新バージョン「Adobe Photoshop CS5」。Photoshop CS5に搭載された魔法のような新機能をピックアップし、その有効な使い方を紹介していく。前回、「クイック選択ツール」で作成した選択範囲を、「半径スライダ」を使い、さらに境界線を調整していく。

    なお、「境界線を調整」機能についてはこちらの記事も参考にして欲しい。

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    「境界線を調整」で選択範囲を調整する

    「クイック選択ツール」で作成した選択範囲を編集し、猫の毛を含めた選択範囲を作成しよう。オプションバーの「境界線を調整」ボタンをクリックするか、もしくは「選択範囲」メニュー→「境界線を調整」を選択して、「境界線を調整」ダイアログを表示する。

    オプションバーの「境界線を調整」ボタンをクリックする

    「境界線を調整」ダイアログ

    まずは、「表示」ボタンをクリックして、「表示モード」を選択しよう。この項目は、「境界線を調整」ダイアログで、選択範囲の境界線を調整する際の表示方法を選ぶもの。「点線」、「オーバーレイ」、「黒地」、「白地」など、7種類の表示方法が用意されている。画像の内容によって、選択範囲が確認しやすいものを選ぼう。サンプル画像は被写体が白く、「白地」だと境界線付近の状態がわかりにくいので、ここでは「黒地」を選択した。画像表示になっているのが現在選択されている領域、黒地で表示されているのが選択範囲から外れている領域となる。

    表示モードを選択する

    表示が切り替わった。黒地部分が非選択範囲

    この時点では、猫の毛の部分がうまく選択できておらず、選択範囲の境界線は直線に近い状態になっている。まずは、猫の毛を選択範囲に含めるために、「エッジの検出」の「半径」を操作して、選択範囲の境界線を調整する範囲(幅)を指定しよう。「半径」という概念が少々わかりにくいが、「エッジの検出」では、「半径」で指定した範囲内で境界線を検出するしくみとなっている。

    初期設定の「半径」スライダは左端(「0」に近い位置)にセットされており、境界線を調整する幅が狭くなっている。次に、スライダを右方向にドラッグして、半径の値を上げてみよう。すると、境界線を調整する幅が広くなり、猫の毛が選択範囲に含まれる。

    半径のスライダを左端にすると、境界線がシャープになり、猫の毛はうまく選択されない。なお、右画像は200%表示にしたもの

    半径のスライダを右方向にドラッグすると、境界線を調整する幅が広がり、猫の毛が選択範囲に含められる。なお、右画像は200%表示にしたもの

    参考までに、「半径」の値によって、境界線の調整範囲が変化する様子を確認しておこう。「表示モード」の「半径を表示」をクリックしてチェックを付けると、半径だけの表示に切りかわる。この状態で「半径」のスライダをドラッグすると、半径が広がったり、狭まったりするのを見ることができる。確認後は、「半径を表示」をクリックしてチェックをはずし、元の表示に戻しておこう。

    「半径を表示」にチェックを付ける

    境界線として認識される幅が表示される

    「半径」スライダの値を変えると、幅が広がったり、狭くなったりするのがわかる

    また、「エッジの検出」にある「スマート半径」は、境界線の範囲を自動調整する項目だ。チェックあり・チェックなしのどちらが良いかは、画像の内容によって変わるので、両方を試してみると良いだろう。

    「スマート半径」にチェックを付ける

    今回はここまで。次回は「半径調整ツール」や「調整消去ツール」を使った、境界線の調整の方法を紹介する予定だ。

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