【ハウツー】

「Adobe Photoshop CS5」新機能徹底攻略 -「境界線を調整」編

T_SAEKI  [2010/08/26]

「Photoshop」の最新バージョン「Adobe Photoshop CS5」。Photoshop CS5に搭載された魔法のような新機能をピックアップし、その有効な使い方を紹介していく。

これまで、「スポット修復ブラシツール」「塗りつぶし」「コンテンツに応じた塗り」と、様々な機能について解説してきたが、今回からは、選択範囲の作成を楽にしてくれる「境界線を調整」機能を紹介していく。

なお、「境界線を調整」機能についてはこちらの記事も参考にして欲しい。

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おおまかな選択範囲を作成する

ここでは、猫の写真を使って、選択範囲関連の新機能「境界線を調整」の使い方を紹介する。動物の毛や人の髪などを選択するのは、とても面倒な作業だ。しかし、Photoshop CS5でパワーアップした「境界線を調整」を使うと、いままでよりも楽に選択範囲を作成できる。

元の画像

まずは、「クイック選択ツール」を使って、猫の輪郭をおおまかに選択しよう。「クイック選択ツール」は、輪郭線の内側を塗りつぶす感覚で選択範囲を作成するツールだ。ツールボックスから「クイック選択ツール」を選択し、オプションバーの「ブラシピッカー」をクリックして、ブラシサイズを選択する。画像の上にマウスカーソルを移動すると、ブラシサイズを示す白い丸印が表示されるので、これを参考にすると便利だ。

クイック選択ツールを選択する

ブラシサイズを調整する

ブラシサイズが決まったら、猫の上をドラッグする。「クイック選択ツール」は輪郭が自動判別されるので、おおまかに塗りつぶす感覚でなぞると良い。マウスボタンから手を離しても選択範囲は解除されず、ドラッグした部分が選択範囲として追加されるのも、このツールの特徴だ。狭いエリアを選択したいときは、ブラシサイズを小さくすると塗りつぶしやすい。対象物から選択範囲がはみ出したときは、「Alt」キー(「Option」キー)を押しながらドラッグすると、選択範囲から除外される。

猫の上をおおまかにドラッグすると、輪郭が自動判別されて選択範囲が作成される

狭いエリアを塗りつぶすときは、ブラシサイズを小さめにくする

はみだしたときは「Alt」キー(「Option」キー)を押しながらドラッグする

クイック選択ツールで猫を選択したのが、左下の画像だ。この段階では、猫の輪郭は選択できているものの、毛の細かい部分までは選択できていない。参考までに、現在選択されている範囲を、別の画像にコピー&ペーストしてみた。それが右下の画像だ。貼り付けた猫の輪郭がギザギザしていて、毛のふわっとした部分をうまく選択できていないのがわかる。

選択範囲が作成された

選択範囲をコピーし、別の画像にペーストしたもの

今回はここまで。次回は「クイック選択ツール」で作成した選択範囲を編集し、猫の毛を含めた選択範囲をさらに調整していく。

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