【レポート】
マクドナルドのハンバーガー系商品に使われるビーフパティ。あのジューシーな味にはどんな秘密があるのか、知らずに食べている人も多いのでは? そんな折、ハンバーガーの製造から調理までの過程を見学できるツアーが企画されたということで、めったに見られないマクドナルドの"ウラ側"に潜入した。
今回の企画は、日本マクドナルドによる親子体験型学習プログラム「マック・サマースクール」の一環。参加者の親子はビーフパティ、バンズ、チーズの3班に分かれ、それぞれの工場を見学することになった。
ビーフパティの班に振り分けられた我々が向かったのは、都心からバスで2時間の千葉県山武市にあるスターゼン千葉工場。ここではマクドナルドのビーフパティだけを製造しており、その枚数はなんと1日200万枚以上! 「パティを積み上げると15,400mになります。富士山4個分の高さなんですよ」という松本理工場長の説明に、子供たちからもどよめきが。
工場内では衛生管理が徹底されており、工場見学の際も全員が白の衛生服を着用し、事前にエアシャワーを浴びて、手洗いも念入りに行う。これらの準備が完了したところで、いよいよビーフパティの製造現場へ。
マクドナルドのビーフパティはオーストラリア産とニュージーランド産の牛肉を使用し、同工場に運ばれてきた牛肉はトラックから直接倉庫に搬入される。品温管理のため、倉庫内の温度は常に-20℃。いまが真夏だということを簡単に忘れさせてくれるくらいの寒さを体感できた。
倉庫で保管された牛肉は1時間ほどかけて解凍される。ここで使用される高周波解凍機は、2年前に導入されたばかりの最新鋭のもので、「品質が非常によくなり、『パティがおいしくなった』という意見もたくさんいただきます」と松本工場長も満足そうだった。
その後、梱包を解かれた牛肉の塊は赤身と脂身の割合が一定となるように配合してから細挽きされ、丸く型抜きされる。成型されたパティは-40℃以下の冷凍室を通過し、冷凍された状態で箱詰めされ、マクドナルドの各店舗へ出荷される。
肉の塊からパティの形に変貌していく過程を、興味深そうに見ていた子供たち。見学を終えて感想を聞かれると、ほぼ全員が「すごかった!」と声を揃えた。この日だけのサービスとして焼き上がったばかりのビーフパティが出されると、みんなおいしそうに食べ、「おかわり!」「3枚ほしい!」の声も飛び交った。
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