【インタビュー】

"ライフハック"は文字入力から! ユーザごとに異なるATOKの利用スタイル - from Mac Fan

 

"ライフハック"はまず文字入力から! ユーザごとに異なるATOKの利用スタイル【Mac Fan 2010年9月号掲載】

文字入力の仕方は、人によってずいぶん違うものだ。どれくらいの頻度で変換キーを押すかといったこともそうだが、多機能な市販の入力ソフトでは、搭載している機能をどこまで使いこなすかも人それぞれだ。しかし、書いた人がどのように入力を行ったのかは、出来上がった文章からは窺い知ることができない。

2010年7月16日、Mac版ATOK(エイトック)の最新バージョン「ATOK 2010 for Mac」が発売になった。このバージョンでもさまざまな機能強化や新機能が盛り込まれているが、そもそもユーザはどのようにATOKを使っているのだろうか。Mac専門誌「Mac Fan」でお馴染みの松村太郎氏に、日頃の文字入力の方法と新しいATOKの使い勝手を聞いてみた。

変換ミスが問題につながる

松村太郎(まつむら たろう)
慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。嘉悦大学、ビジネスブレイクスルー大学でも教鞭を執る。キャスタリア株式会社取締役研究責任者。2010年1月より、スマートフォンに特化した活動型メディア「Appetizer Japan(アペタイザー・ジャパン)」編集長

松村氏は本誌の連載や特集をはじめ数々の執筆活動を行っているが、文章を入力するときにはリズムが重要だと語る。「変換の間隔がとても長いんですよ。例えば50文字くらい入力して初めて句読点を入れて変換するような場合が多いのです。ATOKは長い文章を入れても一発で正確に変換できるし、細かく文節区切りなどを調整したりする必要がほとんどないですね」

松村氏は文章の執筆だけでなく、ツイッターをはじめとするインターネットでの活動も積極的にこなしている。そんな松村氏は、ツイッターでの投稿こそ正しく入力することが重要だと語る。「短い文章ほど注意が必要だと思います。ツイッターは140文字という制限があって、言葉の変換ミスで意味が変わってしまいます。ちょっとした間違いが問題につながることも多いのです」

松村氏は、さまざまなトークイベントの発言者の声をツイッターで紹介する、いわゆる「実況」を行うことも多いが、これには素早く発言者の言葉を文章化する必要がある。一発で正しく変換してくれることが極めて重要なのだ。

安定性の向上が最大の魅力

では、新しいATOKは松村氏にとってどうだったのか。松村氏の使い方にフィットする製品だったのだろうか。

「確実にスピードと効率が上がったと感じました。また、アプリケーション切り替え時の安定性も向上したと思います」

松村氏は文字入力中に複数のアプリケーションを切り替えることが多いのだが、前バージョンのATOKは、32ビットアプリケーションと64ビットアプリケーションの切り替えのときに不安定になることが多かったのだという。「でも、新しいバージョンを使い始めてからは非常に安定していて、安心して文字入力ができます」

ATOK 2010はプログラム全体の見直しを行い、さらなる変換速度の向上と同時に安定性も向上している。松村氏にとっては、安定性の向上が最大の魅力だったようだ。

また、ATOK 2010では、入力中にMac OS X標準の「辞書」アプリケーションの内容を参照できるようになったが、これも重宝しているという。「文字の入力中に標準の辞書アプリケーションを参照することも結構あるんです。それに、ATOK 2010 [プレミアム] では、ジーニアス英和/和英辞典なども調べることができて便利です」

入力中にほかのアプリケーションを起ち上げたり、WEBブラウザを開くことなく調べられることが重要なのだと松村氏は続ける。 「『Pages』にフルスクリーンモードという機能があって、最近使っているんですよ。このときにATOKだけで言葉の意味が調べられるので、書くことに集中できますね」

ほかにも松村氏は、ATOK 2010で気に入っている新機能を次々と挙げていった。例えば、アドレスブックに登録した人の氏名や住所が変換候補として表示される機能や、iTunesに登録した曲名、歌手名が候補に表示される機能については「わざわざ単語登録しなくてもよくなる」と高く評価している。

ブロガーはATOKを使うべき

パソコンを使っている人は、OSに入っている日本語入力環境をそのまま使っている人も多い。しかし松村氏はこう指摘する。「ATOKは誰にとっても便利なものですが、特にブロガーなどインターネットで発言している人はATOKを使ったほうがいいと思います。今のところ、インターネットで自分の言葉を伝えようと思ったら、ほとんどが文字を使ったものになりますよね。自分の言葉を伝達する方法に対して、もっとこだわりが必要だと思うんです」そこに気がついたとき、入力の正確さや効率化に目がいくはずだと松村氏は考えている。

「ちょっとした工夫で効率化を目指す『ライフハック』という言葉がありますが、効率化を目指すならまず第一に文字入力を考えるのがいいと思います」

文章入力するためのこだわりとして、ATOKは松村氏にとって欠かせないツールのようだ。

ATOK 2010 for Mac


[発売元] ジャストシステム [価格] 通常版:1万290円、 Mac + Windows:1万3,440円、プレミアム:1万4,490円(いずれもパッケージ版の価格。ほかに、ダウンロード版や既存ユーザ向けの優待版なども販売)
No.1 Mac専門誌「Mac Fan」は毎月29日に発売

内容の詳細な情報は、Mac Fan公式サイト「Mac Fan.jp」にて公開中

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