【レビュー】

YouTubeビデオの組み込みでHTML5 VideoとFlashの両方をサポートする方法

    後藤大地  [2010/07/26]

    YouTube - Broadcast Yourself.

    無料動画サービスの代表的存在YouTubeは将来のバージョンでFlashのみならず、HTML5のvideo機能を使った動画配信を予定している。エンコードも現在サポートしているH.264のみならずWebMプロジェクトでブラッシュアップが進められているVP8にも対応するとみられる。YouTubeとしては複数の演奏方式やエンコードに対応することで、多種多少なモバイルデバイスを含めたプラットフォームに対する訴求力を強める狙いがあるとみられる。

    Flash以外のサポートは謳っているものの、これまでそれを組み込みで実現する方法は提供されてこなかった。現在でもまだ提供されていないようだが、YouTube API Blog: A New Way To Embed YouTube Videosにおいて将来の計画が発表されている。次のようなコードで組み込みことで、状況に応じてFlashが使われたりHTML5 videoが使われたり切り替わることになるという。

    <iframe class="youtube-player" type="text/html" width="640" height="385" src="http://www.youtube.com/embed/VIDEO_ID" frameborder="0">
    </iframe>
    

    HTML5 videoに対応したブラウザとダウンロード先はYouTube HTML5 Video Playerにまとまっている。iframeを使ったこの方法は、PCのみならずモバイルデバイスに対してもビデオの再生をサポートすることを可能にするという説明もある。iPhoneなどはYouTubeを閲覧するための専用のアプリケーションを持っているが、この新しい方法で組み込みビデオを提供するようになれば、いずれは専用の動画アプリを経由しなくても動画演奏が可能なようにストリーム配信ができるようになるということのようだ。

    Flashプレーヤが動作する環境ではFlashプレーヤが起動

    Flashプレーヤが動作しない環境では黒く表示される

    指定されている方法でいくつかレビューしてみたが、今のところFlashプレーヤしか起動することができなかった。なにか設定が必要なのか作業段階でサービスが提供されていないのかは不明。Flashプレーヤの用意されていない環境では黒い画面だけが表示された。Flashプレーヤをダウンロードする表示にはならず、切り分けが動作していることは間違いないようだ。将来的にはHTML5 videoが動作し、サポートしているエンコードが再生可能な場合には、黒い背景の代わりにブラウザのHTML5 video再生機能を使った再生が実施されることになるとみられる。

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