【レポート】

ハーゲンダッツが開く「秘密のお茶会」、一体何が行われているのか気になりませんか

1 40倍以上の倍率をくぐり抜け、ようやく参加できる"お茶会"

    大畑加代子  [2010/06/25]

    選ばれし者のみが参加できるイベント

    某日。東京・銀座にてハーゲンダッツ主催の「秘密のお茶会」が開催された。参加できるのは選ばれし者のみ――。なんとも怪しげな書き出しをしてしまったが、同イベントは「ハーゲンダッツ アイスクリーム ドルチェ フレジェ」(336円・ハーゲンダッツショップは340円)に関するもので、参加者は800人以上の応募者の中から40倍以上の倍率をくぐりぬけて来た15人。一体この「秘密のお茶会」では何か行われたのだろうか。

    「ハーゲンダッツ アイスクリーム ドルチェ フレジェ」

    同イベント、正式名称は「Dolce Secret Tea Party~ドルチェ 秘密のお茶会~」。ハーゲンダッツの展開するアイスクリームシリーズ「ドルチェ」の最新作「ハーゲンダッツ アイスクリーム ドルチェ フレジェ」の開発秘話やベストマッチな紅茶を紹介するといった内容だ。ちなみに「ドルチェ」シリーズは、ソースやパイ生地などとアイスクリームを組み合わせ、同社のアイスクリームの中でもデザートとしての完成度が特に高い。最新作の商品名にも入っている「フレジェ」とは、フランス版イチゴのショートケーキのことである。

    会場は、東京・銀座にある「ハーゲンダッツ ラ メゾン ギンザ」

    会場は銀座にあるハーゲンダッツのフィロソフィーショップ「ハーゲンダッツ ラ メゾン ギンザ」。白を基調にした上品な空間の中でイベントは始まった。まずは、開発を担当したR&Dセンターの河原麻里さんとカテゴリーマネジメント部の石鍋沙耶花さんから、商品コンセプトや開発裏話が語られた。

    「ドルチェ」シリーズは、デザートやケーキの甘美な世界を、ハーゲンダッツらしく表現したもの。実は日本で開発されたオリジナル商品で、世界中で日本を含めたアジア数カ国しか販売されていない限定アイテムだ。2007年4月にシリーズ誕生となった。「アイスクリーム好きのお客様だけでなく、スイーツ好きの方も取り込もうと、本格的なスイーツをコンセプトに開発しました」(同社)。

    複雑な構造から生まれる本格スイーツの味わい

    「ドルチェ」の構造は、ソースやパウダー、パイ、スポンジなど様々な素材を層状に組み合わせており、なんとも複雑。しかし、味わいの違う様々な層を一度に食べることで、口の中で本格スイーツの味が再現されるのだ。そして、この味わいを楽しんでもらうために、カップも工夫。通常のミニカップよりも高さを低くすることで、上層から下層まで一気にすくって食べやすいように配慮しているのだ。

    写真左が「ハーゲンダッツ アイスクリーム ドルチェ フレジェ」。右より低めのカップとなっている

    「フレジェ」は「ドルチェ」シリーズ9番目の作品。各テーブルに「フレジェ」が配られる。蓋を開けると、赤いソースが見える。これはベリーソースで、程よい酸味ときれいな色みを出すため、ストロベリーとクランベリー、カシスといった3種類のベリーが使われているのだとか。中に入っているスポンジは、フレジェのイメージに合わせてふわふわとした食感を追求したもの。これまでのハーゲンダッツの商品に使ってきたものとは、手法やレシピが異なるという。

    中にはキルシュをきかせたイチゴの果肉入りストロベリーソースも。このキルシュは、アルザス地方でとれたサクランボの蒸留酒で、ふわっと香り、大人のデザートといった味わいに。さらに生クリーム風味のアイスクリーム(通常の「バニラ」とは異なるレシピで、生クリームの味が濃厚)、カスタードクリーム風味のアイスクリームなどが層状になっている。トータルで一番おいしくなるように、バランスを考えて組み合わされているのだそうだ。

    「ハーゲンダッツ アイスクリーム ドルチェ フレジェ」の構造

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