【レビュー】

マウス操作だけでCSS3対応ボタンを自在に作成! その名も"Button Maker"

    富田宏昭  [2010/06/15]

    意外と面倒なボタン作成も"Button Maker"を使えば解決!?

    WebアプリケーションやWebサイトを作成するにあたって、なにかと頻出するボタン。特別な意味をもたせるボタンには、ちょこっとアクセントをつけたいところ。実際に作成する場合

    といった方法があると思う。これらツールを使用しても、数字の微調整を繰り返すのはちょっと手間がかかる作業だ。ここでは、よりサックリとボタンを作る方法のひとつとしてButton Makerを紹介したい。

    Button MakerはCSS-TRICKSが公開しているボタン作成Webアプリケーション(5月30日(米国時間)に投稿された紹介記事)。Webブラウザ上でスライダやカラーピッカーを使って、CSS3に対応したボタンを直感的に作成できる。

    Mac版SafariでButton Makerにアクセス。スライダやカラーピッカーを使って、直感的にボタンを作成できる

    Button MakerはjQueryjQuery UIcolorpickerをベースに作成されているようだ。ソースコードも公開されているので、興味がある方はこちらもチェックしてみてほしい。

    ボタン作成時に調整できる項目は次のとおり。

    スライダで調節する機能/プロパティ

    • ボタンサイズ (padding)
    • フォントサイズ (font-size)
    • 角丸サイズ (-webkit-border-radius, -moz-border-radius, border-radius)

    カラーピッカーで調節する機能/プロパティ

    • ボタン上部/下部グラデーション色 (background, -webkit-gradient, -moz-linear-gradient)
    • 上部ボーダー色 (border-top)
    • オンマウス時の背景/文字色 (:hover background, color)
    • 文字色 (color)
    • クリック時の背景色 (:active background)

    プルダウンで選択する機能/プロパティ

    • フォント (font-family) - 「Helvetica (Helvetica, Arial, Sans-Serif)」「Georgia (Georgia, Serif)」「Lucida Grande (Lucida Grande', Helvetica, Arial, Sans-Serif)」より選択

    値の調節はおこなえないが、box-shadowやtext-shadowプロパティなども出力される。角丸やグラデーションといったCSS3の一部機能は、FirefoxやSafari、Chromeでもレンダリングされるよう、それぞれに対応したプロパティ/表記で出力してくれる。

    画面右部のスライダやカラーピッカー、プルダウンを操作すると、画面左部のボタン表示がリアルタイムに変わっていく。実物をみながらデザインを調整できるというわけだ。満足いくボタンに仕上がったら、CSSをコピペして完了。

    スライダを操作すると、ボタンやフォント、角丸のサイズが変わっていく

    カラーピッカーで背景色やグラデーションも簡単に調節可能

    ボタンをクリックするとCSSが表示される。CSSを表示しながら各種調節が可能になっているところも嬉しい

    実際に出力されるCSSのイメージは次のとおり。

    .button {
       border-top: 1px solid #96d1f8;
       background: #65a9d7;
       background: -webkit-gradient(linear, left top, left bottom, from(#3e779d), to(#65a9d7));
       background: -moz-linear-gradient(top, #3e779d, #65a9d7);
       padding: 5px 10px;
       -webkit-border-radius: 8px;
       -moz-border-radius: 8px;
       border-radius: 8px;
       -webkit-box-shadow: rgba(0,0,0,1) 0 1px 0;
       -moz-box-shadow: rgba(0,0,0,1) 0 1px 0;
       box-shadow: rgba(0,0,0,1) 0 1px 0;
       text-shadow: rgba(0,0,0,.4) 0 1px 0;
       color: white;
       font-size: 14px;
       font-family: Georgia, serif;
       text-decoration: none;
       vertical-align: middle;
       }
    .button:hover {
       border-top-color: #28597a;
       background: #28597a;
       color: #ccc;
       }
    .button:active {
       border-top-color: #1b435e;
       background: #1b435e;
       }
    

    Button Makerを使えば実物のボタンを見ながらマウスで微調整 → CSSコピペ、という流れでクールなボタンを作成できる。こまかい数値やカラーコードを何回も入力する必要もない。手っとり早くボタンを作りたいときに最適なWebサービスではないだろうか。

    jQuery ThemeRollerであらかじめWebサイト全体のイメージを作成しておき、ワンポイントで使いたいボタンのCSSはButton Makerで作成 -- このように既存のWebサービスと併用すれば、さらに効率よくWebデザインをおこなえそうだ。自分のセンスを活かし、いろいろ試してみよう。

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