Google Chrome runs web pages and applications with lightning speed.

Chromeの開発速度はかなりはやい。さらに、強制的にアップグレードする仕組みで常にユーザのChromeを最新版にし続けている。Chromeはアドバンスドユーザお気に入りのブラウザになっている。一方、Webデベロッパは豊富なアドオンやエクステンション、これまでに培ってきたテクニックなどから、Firefoxを開発時のブラウザとして採用してきた。しかしChromeもエクステンションを提供するようになったことで、WebデベロッパやWebデザイナにとっても、Chromeが魅力的な選択肢になりつつある。

Google Code Blog: Chrome Extensions for Web Developmentにおいて、特にWebデベロッパやWebデザイナを意識したエクステンションをまとめたサイトSearch for 'Web development' on the featured items of Google Chrome extension galleryを開設したことが紹介されている。Webデベロッパが開発に使えるエクステンションをまとめたサイトだ。

Webデベロッパ向けにChromeエクステンションをまとめたサイト登場

Chrome Extensions for Web Developmentのブログでは具体的な例として次の4つのエクステンションが紹介されている。

  • Speed Tracer - JavaScriptやCSSなどパフォーマンスのボトルネックになる部分を検出するためのツール。
  • Resolution Test - ブラウザサイズを変更するツール。よく使われる解像度が用意されているほか、数値を入力しての切換も可能。
  • Web Developer - バリデーション、ページサイズ変更、CSS要素ビューなどの開発向け機能を提供。
  • Chrome Editor - ブラウザ内部で利用できるエディタ。ブラウザから別のエディタに移動する必要がなくなる。ファイルをローカルに保存可能。

Speed Tracer実行例

Resolution Test実行例

Web Developer実行例

Chrome Editor実行例